3月23日に豊田球場で行われた第3試合、豊田高専−豊野の観戦記です。
豊野の春初戦。豊田高専はこのチームは初めて見るのでどういう試合をするか楽しみに観戦しました。

豊田高専
2101004|8 H8 E0
0000100|1 H2 E3
豊野
(7回コールド)
豊田高専
中根−杉浦
豊野
坂部、清家−佐藤

投手成績
豊田高専
中根(1) 7回 103球 被安打2 四死球2 三振11 失点1
豊野
坂部(1) 4回 64球 被安打8 四球0 三振1 失点4
清家(9) 3回 55球 被安打0 四死球4 三振1 失点4

中根投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。スライダーの切れが良く、カウントも取れる。かなり自信を持っている感じ。落ちる球も合わせて質の高い投球をします。
坂部投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。コントロールがいいので大崩れはしないのですが、追い込んでから甘くなった球を打たれるケースが多かった。
清家投手は右のサイドハンド。勝負を避けた四球で傷口が広がったのはもったいなかった。

豊田高専
6土屋 8武馬 1中根 7手嶋 2杉浦 4市薗 3前田 9服部 5長瀬(13)
豊野
6藤澤 9清家→1 1坂部→5 2佐藤 5奥村→9→3 3井口→9石田 7成田 8松本 4勝上

(試合経過)
1回表、1死2、3塁から4番手嶋のタイムリーとレフトのエラーで2者生還。豊田高専が2点先制。
2回表、先頭の前田の3ベースから8番服部がタイムリー。3−0
4回表、2死2塁から9番長瀬がタイムリー。4−0
5回裏、1死2、3塁から8番松本の内野ゴロの間に1点。4−1
7回表、2死1、3塁から3番中根のサード後方の当たりを取れず記録タイムリーエラー。2死満塁から押し出し死球。更に2死満塁から6番市薗の強い2ゴロを捌けず2点タイムリーエラー。8−1
豊田高専がコールドで勝ちました。
豊田高専はチャンスを確実に活かして点数を広げられたのが大きかった。そのおかげで中根投手がスイスイと投げることが出来た形に。
どちらかというとまっすぐを待っている感じだった豊野打線に対して、徹底してスライダーで三振の山を築くなど、投球術も光りました。右バッターはかなり打ちづらいタイプの投手ですね。

豊野は途中で井口選手が死球を受けて交替。人数が少ないチームだけに大事に至らなければいいのですが・・・。
試合としては中根投手にこれだけ抑え込まれてはどうしようもない、という試合。7回にミスが続いたのは反省なのですが・・・。
どれだけ切り替えが出来るかですね。

先頭バッターを許した回に失点をしていますので、イニングの先頭をしっかりと抑えられるようにしたいですね。