11月4日にパロマ瑞穂球場で行われた名経大−淑徳大の2回戦の観戦記です。
淑徳大は2015年に新人戦を見て以来の観戦。名経大にどこまで食らいつけるかに注目して観戦しました。

名経大
042121000|10 H11 E1
005010100|7 H13 E3
淑徳大

名経大
清水、伴、下條−薗田
淑徳大
川上、萩野、森−小澤

投手成績
名経大
清水 2回0/3 38球 被安打3 四球3 三振0 失点4
伴 3回 47球 被安打6 四死球2 三振1 失点2
下條 4回 64球 被安打4 四球2 三振2 失点1
淑徳大
川上 2回2/3 53球 被安打4 四死球2 三振0 失点6
荻野 2回 42球 被安打4 四球2 三振2 失点3
森 4回1/3 59球 被安打3 四球1 三振3 失点1

清水投手は左のオーバーハンド。テイクバックに特徴がある。誠信出身の2年生。球は以前より速くなった印象でした。
伴投手は大同大大同出身の2年生。右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
淑徳大は荻野投手が右のオーバーハンド。瀬戸北総合出身の1年生。小気味いいボールを投げていました。高校時代に見ています。その時はコントロールに苦しんでいましたがかなり成長していました。
森投手は前日にも先発していますが、正直びっくりしました。名古屋高校出身の2年生ですが、かなり球が速かったです。179cmと上背も結構ありますし、球威もなかなか速い。大学時代の嶽野投手を彷彿とさせました。これからも注目したいピッチャーですね。

名経大
D白江→H廣瀬 4益留 6木原真 3木原修 9神谷 8吉野 5梅村 7蛯原 2薗田 P清水
淑徳大
4杉浦 9大本 7河口 5澤田 D後藤→H岩崎 2小澤 8田中→H田崎 3中村 6早川 P川上

(試合経過)
2回表、2死満塁から9番薗田が走者一掃の3点タイムリー2ベース。更にタイムリーエラー。4−0
3回表、2死2、3塁から7番梅村のサードゴロを弾き記録タイムリーエラー。ここでピッチャー交替、萩野。バッテリーエラーで1点。6−0
3回裏、無死1、2塁から2番大本が2点タイムリー2ベース。無死1、2塁でピッチャー交替、伴。無死満塁から5番後藤の2ゴロの間に1点。1死2、3塁から6番小澤がタイムリー。更にスクイズ成功。6−5
4回表、2死1、2塁から4番木原修がタイムリー。7−5
5回表、無死1、3塁から8番蛯原の1ゴロの間に1点。1死3塁から9番薗田がタイムリー。ここでピッチャー交替、森。9−5
5回裏、1死3塁から8番中村がタイムリー。9−6
6回表、2死2塁から5番神谷のタイムリー2ベース。10−6
7回裏、1死3塁から8番中村のタイムリー。10−7
名経大が連勝。2部残留を決めました。
名経大は春は3部から2部に上がり、この秋は2部で最下位。厳しいようですが、実力通りでこの入替戦だったのかな、という状況。
試合を見ましたが、球際の弱さとかが感じられて、2部で最下位だったのも納得してしまう試合内容でした。

3塁コーチの大ベテラン、川口コーチは変わらず元気な声で鼓舞していましたが、なんとなく試合をしているように見えてしまう。前日勝ったことで余裕もあったかとは思いますが・・・。

4番の木原修選手は3安打と見事な活躍。3番のお兄さん木原真選手とともに、来年引っ張っていってほしいですね。

淑徳大は序盤6点ビハインドから一気に5点奪って試合をもつれさせるなど、最後まで食らいつく姿勢が見事でした。
ピッチャーでは荻野投手、森投手が目立ちましたが、野手ではキャッチャーの小澤捕手。上背はないですけど、肩も悪くないし、打つ方では5打数4安打の大活躍。丹羽高校出身の3年生。
あと、ショートの早川選手(名城大附、3年)の動きの良さも目立ちました。守備の安定感が素晴らしかったです。

淑徳大は学生だけでベンチワークもやっていると聞きますし、選手も結構多い。今後強くなってくる可能性を秘めたチームかと思いますので、来年、また見てみたいですね。