9月24日に小牧球場で行われた全尾張大会出場決定戦、愛知啓成−西春の観戦記です。
勝った方が全尾張大会に出場できる試合。県大会出場校同士で好ゲームを期待して観戦しました。

愛知啓成
000100121|5 H9 E1
000000000|0 H7 E1
西春

愛知啓成
吉田−藤田
西春
柏木、工藤−後藤

投手成績
愛知啓成
吉田(10) 9回 98球 被安打7 四球0 三振2 失点0
西春
柏木(1) 8回 108球 被安打6 死球2 三振2 失点4
工藤 1回 30球 被安打3 四球1 三振1 失点1

吉田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。体格はがっしりしている。啓成の投手らしく打たせて取るタイプ。
柏木投手は左のサイドハンド。時々上からも投げる。まっすぐはそこそこ。春の東邦戦で見ています。コントロールの安定しているサウスポー。
工藤投手は右のオーバーハンド。ひじが隠れるフォーム。まっすぐはそこそこ。

スタメン
愛知啓成
8浅根(20) 9楠名 3加藤 2藤田 7堀田 5佐藤 6大林(17) 4高橋(14) 1吉田(10)
西春
1柏木 8大坪 3野崎(10) 2後藤(3) 4青山(14) 5細江(15) 9早川 7南出 6奥田

(試合経過)
4回表、2死2塁から4番藤田がタイムリー。啓成が先制。
7回表、2死2塁から6番梶園がタイムリー2ベース。2−0
8回表、2死2、3塁から3番加藤、4番藤田の連続タイムリー。4−0
9回表、2死満塁からワイルドピッチ。5−0
愛知啓成が快勝。
どちらも守備が堅く、魅せるプレーがどちらにもあった試合でした。
西春の方が序盤からランナーは出していたのですが、少ないチャンスを活かしたのは啓成。4回、7回はどちらも加藤が死球で出て返ってくる形。盗塁、バントを絡めるあたりは啓成らしい攻めでしたね。
途中出場の梶園選手が2打数2安打で1打点、1得点の活躍。レギュラー番号の意地を見せてくれました。
吉田投手が完投。すごい球威があるわけではないですが、無四球はさすがでした。

西春は前回みた時とメンバーや背番号が違い、競争しているんでしょうね。
7回裏に1死2塁で代打鈴木のヒットでホームを突いた時にレフトの好返球でアウトになったところが大きかったですね。これは啓成のレフトの堀田選手の好返球でした。
全尾張には出られないですが、力があるのはこの試合を見ていても分かります。来年春に成長した姿がまた見たいですね。