9月17日に小牧球場で行われた第2試合、栄徳−桜丘の観戦記です。
栄徳の松原投手がどんなピッチングを見せるかに注目して観戦しました。

栄徳
001004010|6 H14 E0
000100010|2 H8 E1
桜丘

栄徳
松原−猪熊
桜丘
吉見、藤代−伊藤

投手成績
栄徳
松原(1) 9回 124球 被安打8 死球1 三振5 失点2
桜丘
吉見(1) 6回 109球 被安打9 四球2 三振2 失点5
藤代(9) 3回 40球 被安打5 四球1 三振0 失点1

松原投手は左のオーバーハンド。小柄ですが大きなフォームからなかなか速いまっすぐを投げ込みます。夏大では球威が落ちていましたが、この日は大分戻っていました。
吉見投手は右のオーバーハンド。小柄でテイクバックが小さいフォーム。まっすぐはそこそこ速い。
藤代投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。上背があり投げっぷりのいい左腕。

栄徳
4間瀬 6鈴木 3稲垣 8西村 5福元 7安藤 9辰巳 2猪熊 1松原
桜丘
8杉浦 4谷川 9藤代 7堀尾 3森雄 6岡本 1吉見 2伊藤 5近藤

(試合経過)
3回表、2死2塁から2番鈴木がタイムリー3ベース。栄徳が先制。
4回裏、1死1、3塁から6番岡本がタイムリー。1−1
6回表、1死から4番西村、5番福元の連続2ベースで栄徳が勝ち越し。2死2、3塁から8番猪熊の2点タイムリー2ベース。更にタイムリーエラー。5−1
8回表、2死2塁から1番間瀬がタイムリー2ベース。6−1
8回裏、1死2、3塁から3番藤代の犠牲フライ。6−2
栄徳が勝ちました。
栄徳はエースの松原投手が注目でしたが、かなり球威が戻っていました。本来の球威があれば、しっかりと打ちとれますね。
打線はやはり力があります。4番の西村選手が5打数5安打で、逆方向にフェン直を放つなど、かなり目立つ好選手です。足もありますし、身体も大きい。今後注目したい選手です。
4回に1死満塁でスクイズがファールになった後、投ゴロホームゲッツーでチャンスをつぶした猪熊選手が6回に大きな追加点となる2点タイムリー2ベース。これが試合を大きく優位にする打席になりました。本人もほっとしたでしょうね。
投打に力がありますので、今後の勝ち上がりにも期待です。

桜丘は満塁のピンチでホームゲッツーを2つ成立させるなど、粘り強く戦っていました。唯一のエラーがタイムリーエラーになったのは残念ですが・・・。1死1,2塁でサインプレーで1塁を牽制でアウトにしたプレーは見事でした。
投手陣は吉見、藤代両投手とも、悪くはないですが、栄徳クラスを抑えるには、打たせて取る必要があるレベル。持ち味は発揮していたと思います。
打線では5番の森選手が鋭い打球を飛ばして目立っていましたね。

栄徳が地力で上回った印象の試合でした。