8月27日にトヨタスポーツセンターで行われた科技高豊田−刈谷の観戦記です。
県大会出場を決めた同士の試合。主戦級は投げない中で、打線がどういう結果を見せるかに注目して観戦しました。

科技高豊田
2200520|11 H16 E1
0000021|3 H8 E2
刈谷
(7回コールド)
科技高豊田
新明、出口−八木
刈谷
川合、横田、野村−山口

投手成績
科技高豊田
新明(11) 6回 103球 被安打6 四死球4 三振5 失点2
出口(1) 1回 20球 被安打2 四球1 三振0 失点1
刈谷
川合(20) 1回2/3 35球 被安打7 四球0 三振0 失点4
横田(10) 2回2/3 45球 被安打4 四球0 三振0 失点4
野村(18) 2回2/3 54球 被安打5 四死球4 三振1 失点3

新明投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。きれのいいまっすぐを投げる。
出口投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。ボールが高かった。
川合投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。
横田投手は右のオーバーハンド。上からの投げおろしでちょっとがちゃがちゃしたフォーム。フライアウトが多い。
野村投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。細身の長身。カーブが多く特徴ある。

スタメン
科技高豊田
7藤田 8澁田 9水野 3岩瀬 5年見口 2八木 4土手口(13) 6都筑(4) 1新明(11)
刈谷
5大見 2山口 7田中 3田宮 8寺岡 6大須賀(16) 9山川 4近藤 1川合(20)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番岩瀬がタイムリー2ベース。2死1、3塁から6番八木がタイムリー。科技高豊田が2点先制。
2回表、1死1、3塁からスクイズ成功。1死2、3塁から3番水野がタイムリー。ここでピッチャー交替、横田。4−0
5回表、無死1、3塁から5番年見口が犠牲フライ。1死1、2塁から7番土手口が3ランホームラン。ここでピッチャー交替、野村。2死2塁から1番藤田がタイムリー2ベース。9−0
6回表、1死2塁から6番八木が2ランホームラン。11−0
6回裏、2死2、3塁から9番野村が2点タイムリー。11−2
7回裏、2死2塁から6番大須賀のタイムリー2ベース。11−3
科技高豊田がコールドで勝ちました。


科技高豊田は全選手スイングが鋭く、フルスイングをしてくるチーム。引っ張りの打球が多く、チームの方針が見えますね。
ホームランは下位打線の八木選手、土手口選手で2本。気持ちいい当たりでした。
先頭が出た際は送りますが、そこからは強いスイングで得点を狙う。本来のエースであろう藤田選手はレフトに入っていましたが、それでいて西三河地区でシードを獲得する活躍。県大会に藤田投手が間に合えば、県大会でも上位を狙えるチームになりそうです。

刈谷はエースの登板が無く、大敗も仕方ないかな。6番の大須賀選手が3安打の活躍。背番号16番でしたので、競争して勝ち取ったスタメンなんでしょうね。
6回に点を取ってコールドを回避するあたりはさすがの意地を感じました。
左の1年生田村投手はいいボールを投げていましたし、県大会でも本来の戦いが出来れば上位は狙えると思います。期待したいですね。