8月19日に阿久比球場で行われた第2試合、日福大付−半田工の観戦記です。
2年くらい前から強化されてきて、県大会にも顔を出すようになった日福大付。新チームがどんなチームになっているか、注目して観戦しました。

日福大付
111003020|8 H15 E0
000000020|2 H7 E2
半田工

日福大付
中村、山本、吉戸−小林
半田工
山下、三浦、山下−小西

投手成績
日福大付
中村(20) 1回0/3 21球 被安打1 四球0 三振0 失点0
山本(1) 7回 81球 被安打5 四球1 三振3 失点2
吉戸(6) 1回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0
半田工
山下(1) 4回 70球 被安打5 四球3 三振5 失点3
三浦(10) 5回 66球 被安打10 四球0 三振1 失点5

中村投手は右のオーバーハンド。小柄でまっすぐはぼちぼち。
山本投手は左のオーバーハンド。ずんぐりな体型でひじ隠れるフォームで投げてきます。まっすぐはぼちぼち。ストライク先行で打たせて取る。
山下投手は右のオーバーハンド。長身で上から投げるタイプ。ブルペンや投球練習ですごくいい球が来るのですが、打者が立つと腕が振れなくなる。力むのかな。まっすぐはまぁまぁ。
三浦投手は右のオーバーハンド。細身の長身で左手の壁の作り方が独特。まっすぐはそこそこ。

スタメン
日福大付
7板橋 4竹村 5水向 2小林 6吉戸 3柴田 9前田 1中村(20) 8平敷
半田工
2小西 6中川原 7佐伯 3中村 1山下 5中島 9川西 4西 8大川

(試合経過)
1回表、2死1、2塁から5番吉戸がタイムリー。日福大付が先制。
2回表、2死1塁から1番板橋がタイムリー2ベース。2−0
2回裏、無死1塁でピッチャー交替、山本。
3回表、無死1塁から4番小林がタイムリー2ベース。3−0
6回表、1死満塁から3番水向が3点タイムリー3ベース。6−0
8回表、1死2、3塁から3番水向が犠牲フライ。2死2塁から4番小林がタイムリー。8−0
8回裏、2死満塁から1番小西が2点タイムリー。8−2
日福大付が勝ちました。
日福大付は投手以外は全員安打。夏にレギュラーだった4番の小林選手を中心に打線に力がありますね。
小林選手は打球が速く、打てるキャッチャー。彼を中心に、ストライクを積極的に打っていくスタイルで大量点を狙うチームですね。

山本投手は左でまずまず力があります。変化球で腕が緩むので、そこが改善されればもっといい投手になれそう。コントロールが安定しているので、大崩れはしないでしょうね。

半田工はエースの山下投手がいいボールを投げるのですが、バッターが立つとボールが落ちる印象。力が入りすぎて、腕がしなっていない感じなんですよね。投球練習ではしなっているので、きっかけ一つかな、とも思いますが。スライダーや落ちる球で三振を取れるピッチャーですし、春にもう一回見たいピッチャーです。

打線が8回にようやく捉えましたが、7回までヒット2本では厳しいですね。しっかりと振って、春には投手を助けられる打線になってほしいです。