8月16日に刈谷球場で行われた第2試合、西尾東−杜若の観戦記です。
西尾東は注目の右腕山田投手、杜若も眞井投手を中心に夏の主戦が残っていたので、投げ合いの好ゲームを期待して観戦しました。

西尾東
1100222|8 H12 E1
0010000|1 H2 E0
杜若
(7回コールド)
西尾東
山田−加藤
杜若
眞井、鈴本晃、須田−橋本

山田投手は右のスリークォーター。長身。軽く投げている感じでしたが、まっすぐはかなり速い。MAX140kmを記録。
眞井投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。
鈴本投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。追い込んで決め切れなかった。
須田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。

西尾東
6小柴 4宮瀬 3神谷 2加藤 1山田 8大谷 9越山遥 7小笠原→水谷(17) 5伊吹
杜若
3西田 8山内 5鈴本 9中村 2橋本 1眞井 6小野 4荒川 7首藤

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番神谷のショートゴロの間に1点。西尾東が先制。
2回表、1死3塁から8番水谷がタイムリー。2−0
3回裏、1死から1番西田がソロホームラン。2−1
5回表、1死1、2塁から4番加藤がタイムリー。更に1死1、3塁から5番山田の犠牲フライ。4−1
6回表、無死2塁から8番水谷がタイムリー。更に1死3塁から1番小柴のショートゴロの間に1点。6−1
7回表、2死満塁から8番水谷が2点タイムリー。ここでピッチャー交替、須田。
西尾東がコールドで快勝。
西尾東は夏準優勝。好投手山田投手が残り、小柴選手らレギュラーも残っているので、この秋は楽しみなチームになりそうと思っていましたが、この試合でも杜若を圧倒。
6回表には1死3塁となったところで、1番の小柴選手が軟式でいう叩きを見せて、サードランナーはゴロゴー。見事に1点を取って見せました。
こういうそつのない点の取り方が出来るところにチームとしての強さを感じました。

山田投手は県でも上位の投手。十分選抜を意識出来るチームだと思いますので、まずは県大会出場を決められるように、2次予選を頑張ってほしいですね。

杜若は眞井投手、鈴本投手と夏に主軸だった投手が残っていたので、この秋も注目していたのですが、結果予選敗退。
なんか試合を見ていて雑な部分を感じるシーンが多いんですよね。2回表の越山選手の3塁打のシーンはライト線に落ちる当たりだったのですが、ライトがファールと思ったのか、フェンスまで行きすぎて、ボールにすぐに戻らずに3塁打にしてしまった。これ以外にもプレーに甘い部分が多く感じられました。
好投手に当たれば、そう簡単に点が取れないのは仕方ない。ただ、そういう時こそ失点を減らして粘れるようなチームになってほしいですね。投手力はそこそこあると思うので。