7月21日に岡崎球場で行われたブロック決勝の第2試合、西尾東−西尾の観戦記です。
西尾ダービーとなった一戦。お互いの投手陣がどう踏ん張るかに注目して観戦しました。

西尾東
0253020|12 H14 E0
5000000|5 H4 E2
西尾
(7回コールド)
西尾東
磯村−中村
西尾
木下、関根、木下−榊原

投手成績
西尾東
磯村(1) 7回 95球 被安打4 四死球3 三振5 失点5
西尾
木下(1) 4回0/3 91球 被安打9 四球3 三振2 失点9
関根(5) 3回 68球 被安打5 四球2 三振0 失点3

磯村投手は右のオーバーハンド、立ち上がりはボールが上ずり、ストライクボールがはっきり。身体も重そうに見えましたが、2回以降良くなって立ち直りました。まっすぐはかなり速い。
木下投手は右のオーバーハンド。MAX131km。なかなか空振りが取れずにファールがかさみ、苦しいピッチングになっていきました。
関根投手は右のオーバーハンド。MAX126km。ステップが広すぎて、ボールに力が伝わっていない印象でした。

西尾東
6岩井 4神谷友 9木村 3加藤 7神谷太(17) 5小柴 8福田 2中村 1磯村
西尾
7建部 8出野 3山崎 5関根 1木下 9大谷 2榊原 4廣瀬 6山本

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番木下のタイムリー内野安打。6番大谷のタイムリー。7番榊原がスクイズ成功。8番廣瀬の2点タイムリー3ベース。西尾が5点先制。
2回表、2死2、3塁から8番中村が2点タイムリー。5−2
3回表、無死1、2塁から3番木村がタイムリー。4番加藤がタイムリー2ベース。5番神谷太がタイムリー。同点。無死1、3塁から6番小柴の2ゴロの間に1点で逆転。2死3塁からタイムリーエラー。7−5
4回表、無死1、2塁でピッチャー交替、関根。無死満塁から4番加藤がタイムリー。更に押し出し四球。
1死満塁からショートゴロの間に1点。10−5
6回表、1死1塁から6番小柴がタイムリー3ベース。2死3塁から8番中村がタイムリー2ベース。12−5
西尾東がコールド勝ち。
西尾東は初回に磯村投手が乱調。5失点したときはさすがに苦しいかと思ったのですが、チーム全体が良く振れており、3回に集中打で逆転。結構ファールを打って粘り、甘い球をしっかりと叩く。チームとしてレベルの高い打撃が出来ていました。
2番の神谷友選手がつなぐ打撃が出来ていて、中軸が当たっているだけに活躍がより光りました。

守備も堅く、磯村投手も本来の投球が出来れば大崩れはしないでしょうし、この後の準決勝も楽しみですね。甲子園に行ってもおかしくないチームです。

西尾高校は初回に上手くチャンスを活かして5点取った時はいけると思ったのですが・・・。
木下投手、関根投手ともに、もう少しボールに勢いがあったように思いましたが疲れがあったかもしれませんね。
2回以降は好球必打を狙ったのですが、球威に負けて淡白な攻めになってしまいました。仕方ない部分もありますが・・・。
3年生中心のチームですので、新チームは1からになるかと思いますが、この2年で夏に結果を出しましたし、いい指導されている印象ですので、また強いチームを作ってほしいですね。