7月1日に一宮球場で行われた佐織工−名市工芸の試合を録画出来たので、TV観戦記をUPします。

佐織工
000000000|0 H3 E2
00101003X|5 H9 E1
名市工芸

佐織工
鈴木−俣江
名市工芸
伊藤幸−南

投手成績
佐織工
鈴木(1) 8回 117球 被安打9 四死球3 三振4 失点5
名市工芸
伊藤幸(1) 9回 112球 被安打3 四球1 三振10 失点0

鈴木投手は右のアンダーハンド。小柄の細身。ボールは速くないですが、緩急、高低を意識して投げて好投。アンダーハンドのお手本のような投球でした。
伊藤幸投手は右のオーバーハンド。投げおろしのタイプで、まっすぐはなかなか。体格は大きい。縦の変化が中心で追い込んでからのチェンジアップが猛威をふるいました。

スタメン
佐織工
9田中 4神田 6中村 5加藤 7山川 2俣江 8金井 3恒川 1鈴木
名市工芸
3佐藤 8伊藤瑠 5山田 7中谷 4浅野 9砂畑 1伊藤幸 2南 6稲田

(試合経過)
3回裏、2死2塁から1番佐藤がレフトへタイムリー2ベース。名市工芸が先制。
5回表、2死から7番金井の内野安打にワイルドピッチで2死3塁のチャンスとなりますが8番が三振に倒れチャンス活かせず。
5回裏、2死3塁から9番稲田がライト前に落ちるタイムリー。2−0
8回表、2死からエラーと1番田中のセンター前に落ちる2ベースで2死2,3塁となるも2番神田が倒れ得点ならず。
8回裏、1死1塁から3番山田がタイムリー2ベース。更に2死1,2塁から6番砂畑の2点タイムリー3ベース。5−0
名市工芸が快勝で2回戦進出。
佐織工は伊藤幸投手を最後まで打てませんでした。ヒット3本のうち、強い打球は山川選手の1本だけ。見逃せばボールの高めから落ちてくるチェンジアップをどうしても振ってしまって、三振、凡打の山となってしまいました。
鈴木投手は持ち味を発揮して素晴らしいピッチングを見せたんですけどね。どうしても球威が無い分、当たった時に長打になってしまった。ただ、終盤までは最少失点で食いとめていましたし、精一杯の投球でした。

俣江捕手は懸命のリードも光りましたし、盗塁も刺したので、足をほとんど使われず。走られやすいアンダーでも、ピッチャーとの共同作業で抑えられるというところも見せてくれました。

名市工芸は伊藤幸投手が素晴らしかったですね。高めからボールゾーンまで落ちるチェンジアップは、相手からするとすごくやっかい。まっすぐも高めを使って打ち取るしたたかさもありました。
打つ方は3番山田選手が3安打。6番砂畑選手は3本とも長打。しっかりとチームとして振る打撃が目立ちました。
2年生ショートの稲田選手はいい動きでしたね。

審判さんのゾーンがバラバラでバッターが戸惑う場面も多かったですが、お互いのピッチャーの投げ合いは見事でした。