6月4日にパロマ瑞穂球場で行われた愛知学院大−至学館大の3回戦の観戦記です。
1勝1敗で迎えた最終決戦。至学館大は中1日のエース井村。愛院大は第1戦で中継ぎをした白木に託しました。

愛院大
000031100|5 H9 E1
001000000|1 H2 E2
至学館大

愛院大
白木−与那覇
至学館大
井村−吉村

投手成績
愛院大
白木 9回 121球 被安打2 四死球6 三振2 失点1
至学館大
井村 9回 121球 被安打9 四死球3 三振4 失点5

白木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。3年生。四死球は多かったものの、コントロールを乱して、という形は少なく、丁寧なピッチングでゴロアウトが多かった。
井村投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。切れのいいスライダーも投げてました。土曜日に脚がつった状態で投げていたようで、それでも投げ切ったのはすごいですが・・・。

愛院大
8福本 5岡 4水野 2与那覇 3辰巳 9吉田 D太田 6佐々木 7齋藤 P白木
至学館大
8戸松 5新海 D岩田 3鯉渕 7小田 4川元 6戸田 2吉村 9都嶋 P井村

(試合経過)
3回裏、2死3塁から2番新海がタイムリー。至学館大が先制。
5回表、1死満塁から2番岡が走者一掃の3点タイムリー3ベース。逆転。3−1
6回表、2死2塁から8番佐々木の2ゴロを弾いてタイムリーエラー。4−1
7回表、2死1塁から4番与那覇のタイムリー2ベース。5−1
愛知学院大が勝って1部残留を決めました。
愛知学院大は、中1日でスタミナに不安があるであろう井村投手相手に、早打ちが目立ちました。もちろん、積極的に行くことは悪いことではないし、井村投手がどんどんストライクを投げて追い込んでくるので、その前にというのも分かりますが、ちょっとどうなんだろ、と思ってたら、4回2死走者なしで5番の辰巳選手が10球粘って、四球を勝ちとり吠えた。これが一つ転機になった気がします。
あと、5回表の1死満塁で至学館は内野前進守備。結果は外野を越されての3点タイムリー3ベースだったのですが、1点はいいよ、と思えなかった余裕の無さが結果につながったかなって。あくまで結果論ですけど。

愛知学院大は走塁面で6回の吉田選手の好走塁もありましたし、1部で戦っているチームというのを見せてくれました。
この日白木投手が先発でした。多分いけるところまで行ってくれ、というのが本音だったと思いますが、まさかの完投。前日の佐藤良投手がかなり打撃を崩していましたし、2日間を通しての与那覇捕手の好リードが光りました。
チーム一丸で勝ち取った残留かと思います。

ただ、正直残留してよろこんでいるのはさびしい。愛知学院大は王者であってほしいと思いますし。あえていいますが、秋もそう視界は明るくないと思います。甘いプレーもあったし。勝ち点0からの反撃はそんな簡単じゃない。
体制も違うし、気質も時代も違う。それでもこれまでも不祥事があっても選手たち自身の強さで、王者として君臨してきた力をいつか取り戻してほしいです。

至学館大は井村投手に託した、というのは聞こえがいいですけど、土曜日に脚にけいれんを起こしていて、そのままこの日先発したと報道がありました。
正直がっかりです。たとえ本人が志願したとしても、状態を確認して、止めるか、せめて7回からは替えてあげないと。
打線の奮起を期待して、というのもあったと思いますが、それでも・・・。井村投手は投げ過ぎでしょう。リーグ戦で60回1/3。プレーオフでも1試合先発して、入替戦で2試合完投。優勝決定戦、入替戦の3回戦制でエース依存になるのは仕方ない部分もありますが、リーグ戦はもう少し余力を残さないと厳しいです。
力のある投手に依存しすぎるのは考えないといけないと思いますね。

打つ方もヒット2本ではどうしようもなかったですね。これが1部の壁。2部をもう一度勝ちぬくのも大変かと思いますが、この経験を糧にして、もう一段チーム力を上げてこの舞台に立てるように頑張ってほしいですね。