5月27日に岡崎球場で行われた第1代表T準決勝、西濃運輸−トヨタ自動車の観戦記です。
個人的には、都市対抗代表の本命格の両チームの対戦。やはり接戦となりました。

西濃運輸
100000002|3 H9 E0
000100003|4 H8 E0
トヨタ自動車

西濃運輸
堀田、小久保、山下−柏木
トヨタ
川尻、嘉陽−細山田

投手成績
西濃運輸
堀田 6回 104球 被安打5 四球3 三振3 失点1
小久保 2回1/3 39球 被安打2 四死球4 三振1 失点3
山下 0/3 7球 被安打1 四球1 三振0 失点0
トヨタ
川尻 7回 127球 被安打6 四球5 三振5 失点1
嘉陽 2回 30球 被安打3 四球0 三振3 失点2

堀田投手は本来の球速は出ていない感じでしたが、それでも要所は占めるピッチング。こういう経験は大きいですね。
川尻投手は佐竹投手に次ぐナンバー2の投手ですけど、変化球主体で肝心なところで三振を取るピッチングはさすがでした。

西濃運輸
6北野 8清水 7原田大 9谷 3三浦 5東名 D伊藤 2柏木 4中村 P堀田
トヨタ
8水野 4北村 9多木 5樺澤 3沓掛 D大城 7望月 2細山田 6河原 P川尻

(試合経過)
1回表、2死1、2塁から5番三浦がタイムリー2ベース。西濃が先制。
4回裏、1死2塁から5番沓掛がタイムリー。同点。尚も2死1、3塁までいきましたが勝ち越しならず。1−1
6回表に2死満塁、裏に2死2,3塁とそれぞれチャンスを作るも勝ち越しならず。
9回表、2死1、3塁から4番谷が2点タイムリー2ベース。西濃勝ち越し。3−1
9回裏、先頭の河原が死球、1番水野のヒットと犠打で1死2,3塁。3番多木の四球で1死満塁となったところでピッチャー交替山下。4番樺澤が押し出し四球で1点。5番沓掛の2点タイムリーで逆転サヨナラ。
トヨタが勝ちました。
接戦になるという予想はしましたが、やっぱり緊張感漂う試合となりました。
9回表に西濃運輸が勝ち越した時は勝負あった、と思ったんですけどね・・・。小久保投手続投が裏目に出てしまいました。そこまでの2イニングをきっちりと抑えていただけに、続投を選択するのは仕方ないんですけどね。

河原選手の演技、というのは言い過ぎですけど、当たったアピールで7回、9回に死球で出られたのが試合としては響きました。申告敬遠ならぬ申告死球(笑)。でも一つの出塁が大きいですからね。

トヨタはこれで第1代表決定戦に。やはり走塁一つとってもレベルが高いです。すんなり決めれるか注目ですが、代表は固いかなって思います。

西濃運輸はこれを引きずらないことですね。まだ第2代表の可能性はありますし。4番谷選手が2本2ベースを打って好調なのが心強いです。
小久保投手、山下投手が引きずらないようにしてほしいです。