5月6日に至学館大Gで行われた愛知東邦大−日本福祉大の2回戦の観戦記です。
愛知東邦大は負けると最下位タイになる負けられない戦い。意地を見せられるかどうかに注目して観戦しました。

愛知東邦大
000110000|2 H8 E0
000000000|0 H8 E1
日福大

東邦大
武次、服部−近藤
日福大
千代、藤原、鷹羽−里村

投手成績
東邦大
武次 5回 81球 被安打5 四球2 三振3 失点0
服部 4回 58球 被安打3 四球1 三振2 失点0
日福大
千代 5回 76球 被安打7 四死球2 三振5 失点2
藤原 3回 48球 被安打1 四球1 三振6 失点0
鷹羽 1回 13球 被安打0 四球1 三振1 失点0

目立ったのは日福大の藤原投手。啓新出身の1年生。高めで空振りを取っていましたし、ボールに伸びがある。この先すごく楽しみなピッチャーでした。

スタメン
東邦大
6石田 4大沢 9小久保 D角山 7山崎 8古谷 3西川 2近藤 5森本
日福大
4大崎 7谷村 8臼井 9大原 3橋本 D岩崎 2里村 5宮入 6西田

(試合経過)
2回表、1死満塁のチャンスでしたが9番森本のセカンド後方の難しいフライをキャッチし、1番石田も抑えてピンチを脱します。
3回裏、今度は日福大が1死満塁のチャンスを作るも4番5番が倒れ0点。
4回表、2死2塁から代打山下のタイムリー。東邦大が先制。
5回表、1死2塁から4番角山がタイムリー。2−0
東邦大が逃げ切りました。
東邦大は武次投手が本来の球威は無いように感じましたが、ピンチでも粘り強く投げて5回まで0封。リリーフの服部投手もなんとか上手く抑えて最下位を脱出しました。
プロ注と言われる東邦大石田選手に注目しましたが、この日は5打席凡退。打つ方はちょっとノー感じでしたが、守備はいい動きを随所に見せてくれました。打つ方は悪い時もありますが、守備をきっちりとこなせるのはいいですね。
東邦大はコーチが抜けた影響があったと思います。いい選手がいるチームだと思いますので、秋に立て直して本来の強さを見せてほしいですね。

日福大は試合前に消化試合になっていたので、その差が試合に出たかな、と感じます。
目立ったのは藤原投手。1年生ということで、今後が楽しみです。上手く育てば、上でもやれる投手になるかもしれません。
スタメンは3年生以下ばかり。終盤の失速(4連敗)を糧にして、秋に臨んでほしいですね。