5月6日に至学館大Gで行われた第1試合、愛知学泉大−至学館大の観戦記です。
至学館大は勝てば2部Bの1位タイ以上、愛知学泉大は負けると最下位タイ以上が決まる最終戦。どちらも勝ちたい、負けられない試合はエース対決となりました。

愛知学泉大
2100000|3 H6 E3
340060X|13 H11 E1
至学館大
(7回コールド)
愛知学泉大
寺澤、加藤、下城−表
至学館大
井村−吉村

投手成績
愛知学泉大
寺澤 2回 49球 被安打6 四球2 三振2 失点7
加藤 3回 50球 被安打4 四球3 三振2 失点6
下城 1回 9球 被安打1 四球0 三振0 失点0
至学館大
井村 7回 89球 被安打6 四球0 三振5 失点3

寺澤投手は2回戦に回ったということは、調子が良くないのかな?と思っていましたが、やっぱりボールが走っていなかった。振り切られることが多かったですね。
井村投手も連投ということで、本来の球威がなかった。こちらも振り切られるスイングが多かった。ただ、勝ち越してもらった3回以降、きっちりと抑えるあたりがさすがですけどね。

愛知学泉大
6大久保 2表 D黒川 9沓名 3千代 4田村 7清水 5高橋 8岡村 P寺澤
至学館大
8戸松 5新海 D岩田 3鯉渕 7小田 4川元 6戸田 2吉村 9都嶋 P井村

(試合経過)
1回表、1死1、3塁から4番沓名のショートゴロゲッツー崩れで1点。2死1塁から5番千代がタイムリー2ベース。学泉大が2点先制。
1回裏、1死1、2塁から4番鯉渕が左中間へ3ランホームラン。逆転。3−2
2回表、1死から8番高橋がソロホームラン。3−3
2回裏、1死3塁から9番都嶋が犠牲フライ。2死1、2塁から3番岩田が2点タイムリー2ベース。4番鯉渕がタイムリー2ベース。7−3
5回裏、無死1、2塁から6番川元のバントヒットで送球エラーが絡み1点。1死満塁から9番都嶋がタイムリー。2死満塁から2番新海がタイムリー。3番岩田が走者一掃の3点タイムリー3ベース。13−3
至学館大がコールドで勝ちました。
愛知学泉大は寺澤投手が誤算。2回に踏ん張りきれなかった時点で勝負あったかな、という感じに。
序盤は井村投手を良く捉えたんですけどね。5回の大量失点はミスも重なりました。

学泉大は学校が学部を停止して、新入生も入っていないようですね。そうなるとこれから戦力的にも苦しくなっていく形になると思います。
今いる選手で意地を見せてほしいです。まずは最下位決定戦を勝てるように頑張ってほしいですね。

至学館大は井村投手が連投。本人が志願したということですけど、将来があるピッチャーだと思うだけに、上が止めてほしかった。いくら本人が行くと言っても、ですね。
ただ、それで打線が奮起したのは確か。そういう起爆剤というのは必要ですからね。

3番の岩田選手、4番の鯉渕選手は素晴らしい長打力を見せてくれました。この3番、4番は相手にとって脅威。2部B優勝決定戦での活躍も期待したいですね。