4月30日に愛工大Gで行われた愛工大−名院大の観戦記です。
負けると最下位の可能性も出てくる愛工大と優勝争いのトップを走る名院大。明暗分かれているここまでの戦いですが、この試合でどうなるか、注目して観戦しました。

愛工大
000002100|3 H8 E0
100000000|1 H3 E1
名院大

愛工大
新村−土居
名院大
谷口、村瀬−藤田

投手成績
愛工大
新村 9回 132球 被安打3 四球3 三振5 失点1
名院大
谷口 7回 88球 被安打7 四球1 三振2 失点3
村瀬 2回 30球 被安打1 四球1 三振2 失点0

新村投手は桜丘出身の2年生。高校時代は見たことが無かったですね。昨年リーグ戦で見ていますが。右のオーバーハンドでまっすぐはまぁまぁ速い。切れのいいボール2回以降危なげがなかった。これからも楽しみなピッチャー。
谷口投手は右のサイドハンド。高野山出身の2年生。まっすぐはまぁまぁ。どんどんストライクを投げて打たせて取っていましたが、2度打球を食らいながらの力投も見事でした。
村瀬投手は東海学園出身の2年生。上背があってボールに力があります。最初は高かったですけど、徐々に落ち着きました。まっすぐはまぁまぁ速い。高校時代に見ています

スタメン
愛工大
4木村 8市川 9中井 3下里 7徳浪 D岡田 5半田 2土居 6平本
名院大
4吉本 2藤田 7渡邊 5秦 D浅沼 3世古 6福田 8田畑 9大野

(試合経過)
1回裏、2死1、2塁から5番浅沼がタイムリー。名院大が先制。
6回表、1死1、3塁からキャッチャーの牽制球をサードが弾く間に1点。2死3塁から5番徳浪がライト前に落ちる執念のタイムリー。愛工大が逆転。2−1
7回表、1死2、3塁から1番木村が犠牲フライ。3−1
愛工大が勝ちました。
愛工大はストライクをどんどん振っていくスタイル。このスタイルは、上手くいけば大量点も狙えるんですけど、下手をすると相手を楽にさせる形になる。紙一重といえばそうなんですけど、序盤は完全に愛工大にとっては悪い形。
それを変えたのが3回の中井投手のピッチャー強襲の当たり。4回にも代打の寺坂選手がピッチャー強襲の当たりを打って、2度谷口投手は打球を食らった形に。これが少なからず影響したように思いますね。
6回表はここまで無死1塁では送りバントが多かったと聞いていましたが、バスターエンドランで結果は同じ1死2塁になったんですけど、そういうベンチもなんとかしようという気持ちが、その後の逆転につながったかな、と思います。
7回の1死2塁からの9番江川のバントヒットも3塁線ギリギリでベースに当たってフェアになる。運を呼び込むというのも大事ですね。
そして、逆転タイムリーはキャプテンの徳浪選手。9回には完全にホームランだった名院大の秦選手の打球をフェンスに上がって取るスーパーキャッチも飛び出し、チームを引っ張りました。
最下位を避ける、というのも愛工大からしたらさびしい話ですが、今後のきっかけにしたい試合でした。

名院大は谷口投手が打球を受けてからも気迫のピッチングでチームを鼓舞。最後まであきらめない姿勢というのは、次につながると思います。
小柄なキャッチャー藤田選手。悔しい同点となる牽制エラーがありましたが、先制につながるヒットや進塁打、いい当たりの打球も多く、チームを引っ張る存在になっていますね。2年生ですが、これからも注目したい選手。

名院大は首位で最終週を迎えます。2部A1位を目指して引きずらないように切り替えてほしいですね。