4月14日に熱田球場で行われた第2試合、日進西−明和の観戦記です。
明和のバッテリー(長江−磯村)がいいと聞いていたので、どんな感じか見てみたくて観戦しました。

日進西
202000012|7 H13 E1
112000000|4 H8 E2
明和

日進西
長谷川−高橋
明和
長江−磯村

投手成績
日進西
長谷川(1) 9回 111球 被安打8 死球1 三振5 失点4
明和
長江(1) 9回 124球 被安打13 四球0 三振7 失点7

長谷川投手は右のオーバーハンド。クロスステップで投げてくる力投型。まっすぐはなかなか。昨年夏の登板時はコントロールが今一つでしたが、この日は無四球(1死球)。ストライク先行のピッチングが出来ていました。
長江投手は右のオーバーハンド。腕の振りが柔らかいタイプ。まっすぐはそこそこ速い。上背もあり、コントロールもいい。レベルの高い投手。

スタメン
日進西
8塚本 5則武 9平田 2高橋 6加藤 1長谷川 4奥野 7黒田 3津田
明和
7松井 8中村 6梶川 2磯村 5森ユウキ 9森本 3柴田 1長江 4鈴木

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番高橋がレフトへ2ランホームラン。日進西が2点先制。
1回裏、1死3塁から3番梶川がタイムリー。2−1
2回裏、2死2塁から9番鈴木のタイムリー。2−2
3回表、1死1、3塁から5番加藤のタイムリー。1死2、3塁から6番長谷川のサードゴロの間に1点。4−2
3回裏、1死2、3塁から5番森の犠牲フライ。2死2塁から6番森本がタイムリー。4−4
8回表、1死2塁から7番奥野のタイムリー。日進西が勝ち越し。5−4
9回表、1死1、3塁から4番高橋が2点タイムリー2ベース。7−4
日進西が勝ちました。
お互いに4番キャッチャー対決。
日進西の高橋捕手は肩が悪くはないのですが、結構走られました。ただ5回には一度許した3盗を警戒して阻止して、試合の中で対応を見せたのは良かった。
そしてバッティング。初回のホームランは滞空時間が長いホームランアーチストのそれ。9回の駄目押し2点タイムリーも見事でした。いい選手ですね。

明和の磯村捕手も2安打とさすがのバッティングを見せました。肩も良さそうですし、こちらもいいキャッチャーですね。

そしてお互いのショートも素晴らしかった。日進西の加藤選手は初回に三遊間の深いところから矢のような送球を見せアウトにして点を防ぐと、そこからも好守備を連発していました。肩の安定感が素晴らしい。
明和の梶川選手は打っても3安打と素晴らしいですし、守備でもいい動きで何度も投手を助けるプレー。元々ショートは上手い選手が多いのですが、飛ぶのが楽しみになる選手がお互い、というのも珍しい。

序盤はお互いにミスも絡んでの点の取り合いでしたが、中盤以降はしっかりとした守備で点を許さず。終盤長打で突き放した形でしたが、力を出し切った好ゲームでした。見ていて楽しい試合でしたね。