
「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」を見てきました。
(あらすじ)
佐々木充(二宮和也)は、「最期の料理人」として顧客の「人生最後に食べたい料理」を創作して収入を得ていた。絶対味覚を持つ天才でありながらも、彼は料理への熱い思いを忘れかけていた。そんな折、彼のもとにかつて天皇陛下の料理番だった山形直太朗(西島秀俊)が作り上げたという、“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現する仕事が舞い込む。
途中で、あぁ主人公につながるんかな、というのは分かりましたけど、そこへの持って行き方が良かった。丁寧な描き方は、さすが「おくりびと」の滝田監督だな、と思いましたね。
最初から完璧な人間はいない、周りにも助けてもらいながら、成長して作り上げる。こういうのが伝わってきました。
久々にいい映画を見れたな、と素直に言える映画でした。☆は4.5で。