11月26日に愛工大Gで行われた強化リーグ、愛知学泉大−名商大の観戦記です。
1部昇格を惜しくも逃した名商大が愛知学泉大とどういう試合をするか注目して観戦しました。

愛知学泉大
000201000|3 H7 E1
000003003|6 H7 E0
名商大

学泉大
加藤、下條、徳田、藤田、寺澤−丹羽、表
名商大
湯村、伊藤、北野、加藤−寺澤、西岡

投手成績
学泉大
加藤 4回 64球 被安打1 四球3 三振3 失点0
下條 1回 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0
徳田 0/3 18球 被安打3 四球1 三振0 失点3
藤田 2回 15球 被安打0 四球0 三振1 失点0
寺澤 1回2/3 36球 被安打3 四球1 三振4 失点3
名商大
湯村 6回 92球 被安打6 四死球3 三振4 失点3
伊藤 1回 21球 被安打0 四球1 三振2 失点0
北野 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0
加藤 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点0

学泉大の加藤投手は左のサイドハンド。リーグ戦でも投げていましたが、力のあるボールで1安打ピッチング。そのヒットも自分自身が捌ければピッチャーゴロでしたので、実質はノーヒット。課題は四球が多いこと。左バッターの外スラはいいですね。
寺澤投手は高校時代以来見ることが出来ました。三振を4つ奪う力投も最後にサヨナラ3ラン。素晴らしい球を投げていましたが、まっすぐをきれいに捉えられました。
名商大の湯村投手は右のオーバーハンドで大きな身体から勢いのあるボールを投げます。まっすぐが多く、それで押せる球威を持っていますね。打球を取った後の送球の判断が悪かった。
伊藤投手は左のスリークォーター。ひじが見にくいフォームで三振を2つ奪うピッチング。

スタメン
愛知学泉大
8榎本 2丹羽 6大久保 3黒川 5清水 9沓名 D千代 4田村 7山本
名商大
8鈴木 4後藤 3濱田 7深見 9森下 5森 D丸井 2寺澤 6反甫

(試合経過)
4回表、無死1、3塁から6番沓名が2点タイムリー3ベース。学泉大が2点先制。
6回表、1死2塁から7番千代がタイムリー。3−0
6回裏、無死1、2塁から4番深見がタイムリー2ベース。5番森下のタイムリーとエラーで2者生還。ここでピッチャー交替、藤田。3−3
9回裏、2死1、2塁から1番鈴木がサヨナラ3ランホームラン。
名商大が勝ちました。
学泉大が有利に試合を進めるも、3番手の徳田投手が捕まり同点に。徳田投手は東海学園高校時代に野手をしながら、必死にピッチャーをやりたいとアピールしていた姿が思い浮かびます。
ただこの日は苦いマウンドに。上からのフォームすぎて、ぎこちなさを感じたのが気になりましたね。

最後の鈴木選手の3ランは見事でした。そこまでノーヒットでしたが、見事にまっすぐにタイミングが合ったな、という感じ。ただ、フェンスを越えたのはびっくりでした。

寺澤投手が久しぶりに見れたのも収穫でした。高校の時からいいピッチャーと思っていましたが、その片鱗は見せてくれました。
更に上でやれるように、来年春以降の活躍に期待ですね。