11月11日に一宮球場で行われた1年生大会の第2試合、清林館−半田東の観戦記です。
公立で地区予選に上位に食い込み、出場権を得た半田東。どこまで1年生で戦えるか注目して観戦しました。

清林館
011010261|12 H15 E0
020100030|6 H11 E1
半田東

清林館
清水、鈴木、宇佐美−土井
半田東
松井、榊原−飯島

投手成績
清林館
清水(1) 5回1/3 108球 被安打7 四球5 三振6 失点3
鈴木(8) 2回2/3 59球 被安打3 四球4 三振3 失点3
宇佐美(6) 1回 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0
半田東
松井(1) 7回1/3 140球 被安打10 四球4 三振5 失点8
榊原(9) 1回2/3 23球 被安打5 四球0 三振0 失点4

清水投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。曲がりの大きなスライダーが特徴。
鈴木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。投げっぷりのいいピッチャー。
宇佐美投手は右のスリークォーター。
松井投手は左のオーバーハンド。小柄。まっすぐはそんなに速くない。コントロールはまずまず。
榊原投手は右のスリークォーター。

(スタメン)
清林館
5日比野 6宇佐美 1清水 7吉川 4伊藤 2土井 9中村 8鈴木 3鷲見
半田東
6佐藤 5松村 4関口 2飯島 1松井 8小倉 9新家(7) 3榊原(9) 7新美(10)

(試合経過)
2回表、1死3塁から7番中村のところでスクイズ成功。清林館が先制。
2回裏、1死満塁から9番新美がタイムリー。1番佐藤の犠牲フライ。半田東が逆転。2−1
3回表、1死満塁から4番吉川のショートゴロ2塁封殺の間に1点。2−2
4回裏、2死2塁から2番松村の2球目にエンドランを仕掛けタイムリー。3−2
5回表、2死2塁から3番清水のポテンタイムリー。同点。
6回裏、1死3塁でピッチャー交替、鈴木。
7回表、無死3塁から9番鷲見のタイムリー。1死1、3塁から3番清水がタイムリー。清林館が勝ち越し。5−3
8回表、1死2、3塁からワイルドピッチで加点。1死2、3塁から1番日比野がタイムリー。ここでピッチャー交替、榊原。2番宇佐美のセーフティーバントがヒットになりタイムリー。3番清水のポテンタイムリー。4番吉川の2点タイムリー2ベース。11−3
8回裏、無死満塁から3番関口が押し出し四球。続く4番飯島が2点タイムリー2ベース。11−6
9回表、2死3塁から1番日比野のタイムリー。12−6
清林館が勝ちました。
清林館はこのところチーム力が上がってきていて、チーム力そのものは清林館のが高かった。ただ、半田東も秋の新チームで上位に入って、この1年生大会に出てきたわけですが、その片鱗のようなものは見ることが出来ました。
積極的に足を使いますし、打つ方も結構強い打球が多い。8回にコールドのピンチで回避する反撃を見せたことも素晴らしいと思います。
こういう活躍を見て、またいい子が入ってくることもあるでしょうし、今後も注目校になりそうですね。

清林館は清水投手がちょっとコントロールに苦しみました。打線では1番の日比野選手が6打席で4安打1四球と素晴らしい活躍を見せました。