11月11日に一宮球場で行われた1年生大会の第1試合、愛知啓成−桜丘の観戦記です。
1年生大会ということで、実戦経験が浅い中、どういう試合を見せてくれるか楽しみに観戦しました。
気温が低く寒かったです。

愛知啓成
0000000110|2 H5 E2
0000000201|3 H10 E1
桜丘
(延長10回)
愛知啓成
荒井−藤田
桜丘
堀尾、吉見、今原−伊藤大

投手成績
愛知啓成
荒井(1) 9回1/3 144球 被安打10 四球3 三振7 失点3
桜丘
堀尾(1) 5回 63球 被安打1 四球2 三振1 失点0
吉見(5) 2回 28球 被安打0 四球1 三振2 失点0
今原(10) 3回 57球 被安打4 死球1 三振2 失点2

荒井投手は右のオーバーハンド。全尾張大会でも登板していました。小柄で腕の振りが柔らかいタイプ。序盤はコントロールにばらつきがありましたが、中盤以降落ち着きました。伸びのあるまっすぐを投げます。
堀尾投手は右のオーバーハンド。体格が良く、まっすぐはなかなか。好投手で一冬越してまた見たいピッチャー。トップを早く作るフォーム。
吉見投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。
今原投手は右のオーバーハンド。細身の長身。まっすぐはぼちぼち。縦割れのカーブに特徴。

愛知啓成
2藤田 7堀田 3阿部 1荒井 4寺澤 6佐藤 5後藤 8津田 9甘利
桜丘
8藤城 6岡本 5吉見 1堀尾 7下田 3中神 2伊藤大 4平岩 9荒木

(試合経過)
8回表、1死2、3塁から2番堀田の犠牲フライ。啓成が先制。
8回裏、1死満塁から5番下田の浅いセンターフライが取れず記録ヒットでタイムリー。尚も1死満塁から6番中神の犠牲フライ。桜丘が逆転。2−1
9回表、2死2塁から7番後藤がタイムリー。2−2
10回裏、1死満塁から6番牧野のタイムリーでサヨナラ。桜丘が勝ちました。
愛知啓成は7回まで2回に放ったポテンヒット1本。全体的に振りが鈍く、終盤追いついたもののいい当たりが少なかった。
選手によってはバスターの構えをしたり、工夫はしているものの、根本的にもっと振ってほしいですね。冬の間にどこまで成長出来るか。厳しい練習が待っていると思いますので、変わってくることを期待したい。
荒井投手は力を出したものの、替わるピッチャーがいなかったとも言えるので、この部分も来年以降に期待ですね。
守備でもフライを落とすなど、らしくないプレーが多かったです。

桜丘は堀尾投手が楽しみなピッチャー。ここのところ毎年レベルの高いエースが出てきますね。来年の秋には好投手と言われるピッチャーになっていそう。
チャンスそのものは桜丘のが多く、一旦8回に逆転したときはこのままいくかな、と思いましたが、追いつかれ延長に。ただ、競り合いを勝ち切ったのは自信になりそうです。