10月30日に瑞穂球場で行われた三連盟王座決定戦の準決勝、中京大−福井工大の観戦記です。
中京大はここ2年、秋に優勝しながらこの大会で敗れ、明治神宮大会を逃しています。今年こそ、ということで、この一戦に臨みました。

中京大
000000000|0 H6 E0
20000100X|3 H7 E0
福井工大

中京大
若林、大内、真田−福島、池田
福井工大
近藤−鈴木

投手成績
中京大
若林 5回 90球 被安打3 四死球6 三振6 失点2
大内 1回 11球 被安打2 四球0 三振0 失点1
真田 2回 31球 被安打2 四球0 三振3 失点0
福井工大
近藤 9回 141球 被安打6 四球3 三振8 失点0

若林投手は立ち上がりを捉えられました。ややボールが高かった印象。研究されていたのもありましたね。
大内投手も替わりっぱなの不安定なところで打たれました。
真田投手はチェンジアップが効果的に決まっていました。
近藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。6回くらいに一度ボールが浮いたのですが、球威で押し切って最後まで投げ切りました。好左腕ですね。

スタメン
中京大
6和田 9村田 4前畑 5北村 3松井 8西村 7池田 2福島 1若林
福井工大
9島田 4平田 7八幡 5芳野 3笹岡 8樋口 6庄野 2鈴木 1近藤

(試合経過)
1回裏、1番島田の2ベース、2番平田の連打で無死1、3塁から3番八幡がタイムリー。更に死球で無死満塁となり5番笹岡のショートゴロ併殺打の間に1点。福井工大が2点先制。
2回表、先頭の松井のヒットから1死1,2塁のチャンスを作るも8番9番が倒れ0点。
5回表、1塁フライが風の影響で取れずラッキーなヒットで先頭の福島が出るも、9番若林のところでサードがチャージをしてバントをゲッツーに。続く1番和田にヒットが出るなど、ちぐはぐな攻撃で結局無得点。
5回裏、3つの四死球で2死満塁となるも、代打の北村を1塁フライに打ち取り追加点は許さず。
6回裏、この回マウンドに上がった大内から1死2塁とし、8番鈴木がタイムリー。この時ランナーがスタートを切ってエンドランになりました。見事成功し、3−0
福井工大が勝ちました。
中京大は3年連続、秋にリーグ戦を制しながら、全国に行けない形になりました。
とにかくいい当たりが少なく、近藤投手を捉えられませんでした。いい形で打てたのが5番の松井選手のみ。4番の北村選手がまったく合わない感じでしたからね。先制点を奪われて、この打線の状況ではきつかった。
雨で間が空いたせいで、相手のエースが投げられた、というのも不運といえば不運。ただ、こればっかりは仕方ないですしね。
3番、4番、先発以外は3年生以下。来年も戦力が残るだけに、この悔しさをバネに更に強くなってほしいですね。

福井工大はエースの近藤投手が素晴らしいピッチングでした。少しボールが浮いてきたかな、と思う部分もありましたが、力でねじ伏せた。7回まで毎回三振は見事でした。
6回の追加点はランナースタートを切っていましたし、勝負をかけて成功。こういう部分も素晴らしいな、と思います。
秋の神宮に届きませんでしたが、リーグ全体が段々強くなってきていますね。リーグの第一人者として、これからも引っ張っていってほしいです。
応援の大きさは相変わらずすごかった。好感のもてるチームですよね。