10月8日に愛工大Gで行われた愛工大−名経大の2回戦の観戦記です。
愛工大は勝てば、東邦大−愛産大の結果次第で優勝の可能性が残る、一方名経大は負けると最下位が確定するがけっぷち、どちらも負けられない一戦で好ゲームを期待しての観戦でした。

愛工大
000000300|3 H3 E1
10000012X|4 H12 E0
名経大

愛工大
坂本−土居
名経大
浅井、清水−後

投手成績
愛工大
坂本 8回 116球 被安打12 四球0 三振2 失点4
名経大
浅井 6回1/3 95球 被安打2 四球5 三振1 失点3
清水 2回2/3 35球 被安打1 四球0 三振2 失点0

坂本投手は徳島池田高校出身の4年生。まっすぐはまぁまぁ速い。打たせて取るタイプ。
浅井投手は右のオーバーハンド。新城東作手出身の1年生。右のオーバーハンド。やや立った投げ方。まっすぐはそこそこ速い。チェンジアップ、スライダーが良く、フライアウトが多かった。
清水投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。ちょっと上を見てから投げるフォーム。誠信出身の1年生。

スタメン
愛工大
4木村 8大堀 5土上 3中井 9坂市 7佐藤 D渡辺 2土居 6切中
名経大
D白江 4仲村 6木原真 3木原修 9神谷 2後 8吉野 7廣瀬 5梅村

(試合経過)
1回裏、先頭の白江がヒット。暴走気味に2塁を狙うも、外野からの送球が逸れ、3塁まで行き、ホームも狙い、タイミングはアウトでしたが、送球がまたも逸れてホームイン。名経大が先制。
6回まで愛工大は四球4つで出塁はあるも、ノーヒット。
7回表、四球から内野安打と野選で無死満塁となり、8番土居が走者一掃3点タイムリー2ベース。1死3塁でピッチャー交替、清水。愛工大が逆転。3−1
7回裏、1死満塁から1番白江の2ゴロゲッツー崩れの間に1点。3−2
8回裏、2死1、2塁から7番吉野の2点タイムリー3ベース。逆転。4−3
名経大が逆転勝ち。
愛工大は初回のプレーはさすがにひどすぎましたが、なんていうか、何が何でも勝つんだ、という感じが見えなかった。
打つ方もフライアウトが多く、淡白に見えてしまうバッティングでしたし・・・。6回に1点ビハインドで先頭が四球で出たところで、送りバントを選択したのも残念というか・・・。最後の最後に踏ん張りきれなかったのはそういう部分だったかも、と思います。
7回も逆転した後に尚ものチャンスを活かせなかったのが再び相手に流れをやる展開になったと思いますね。

名経大は浅井投手が6回までノーヒットピッチング。先頭に四球を3度も出すなど、決して手放しでほめられる内容ではなかったのですが、要所で変化球が決まり、ヒットを許さなかったのは見事。7回は不運な当たりや自らの野選も絡んだのですが、先頭四球が全てとも言えます。こういう経験を次に活かしたいですね。

4番の木原修選手は1年生ですが、のびのびといいスイングで打っていました。なかなかつながらなかったものの12安打は見事ですし、1,2年生がほとんどのスタメンでしたから、来年以降に活かしたいところ。

入替戦回避に向けて、この勝ちを糧にしてほしいですね。