9月25日にKYBスタジアムで行われた中部学院大−岐阜経済大の3回戦の観戦記です。
中部学院大の1勝1分で迎えた3回戦。接戦を期待しましたが、中盤以降一方的に。

中部学院大
00156|12 H13 E1
01100|2 H5 E2
岐阜経済大 
(5回コールド)
中部学院大
平岡、村橋−高杯
岐阜経大
中島、栄野川、花城−山内、毛利

投手成績
中部学院大
平岡 2回1/3 40球 被安打4 四球1 三振0 失点2
村橋 2回2/3 26球 被安打1 四球0 三振0 失点0
岐阜経大
中島 3回1/3 60球 被安打6 四球2 三振1 失点4
栄野川 1回 34球 被安打2 四死球4 三振1 失点6
花城 2/3 24球 被安打5 四球0 三振0 失点2

平岡投手はプロ志望届も出したピッチャー。この日は構えたところにボールがなかなか来ずに、たまにいいボールは来るもののピリッとしないまま降板。ちょっと残念な内容でした。
村橋投手は県岐阜商出身の1年生。高校時代に見ています。ボールはなかなか速く、ボールは高いものの力がありました。
中島投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。2周り目に攻略された形。
栄野川投手は乱調。まっすぐはなかなか。ちょっと修正が効かないまま傷口が広がった形。
花城投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。勢いを止められず。

中部学院大
6稲垣 7碓永 9武藤 8内海 4結城 5中山 D高見 3池松 2高林
岐阜経大
4小濱 5宇須 8佐藤 3立川 D白井 9日賀 2山内 7砂川 6山下翔

(試合経過)
2回裏、1死1、3塁から8番砂川の犠牲フライ。岐阜経大が先制。
3回表、2死1、3塁から4番内海がタイムリー。同点。
3回裏、無死2塁でピッチャー交替、村橋。1死3塁から3番佐藤の犠牲フライ。2−1
4回表、1死1、3塁から9番高杯が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、栄野川。1死3塁からワイルドピッチ。2死2、3塁から4番内海が右中間を破る2点タイムリー3ベース。6−2
5回表、1死2、3塁から9番高杯が2点タイムリー3ベース。中継乱れる間にバッターランナーもホームイン。ここでピッチャー交替、花城。2死3塁から3番武藤がタイムリー。2死1、3塁から5番結城がタイムリー。12−2
中部学院大がコールドで圧勝。勝ち点獲得。
3回終了時は2−1で岐阜経済大がリード。そっから中部学院大が5回コールドにするとは思えなかったですし、野球は怖いな、と改めて思う試合ですね。

試合としては栄野川投手の乱調が全て、という試合なのですが、中部学院大はキャッチャーの高杯選手の打撃が大きかった。

中部学院大は村橋投手のリリーフも見事でしたね。1年生ですが、球威もありますし楽しみなピッチャー。逆に平岡投手がピリッとせず。プロのスカウトにアピールは出来なかった形。
同じくプロ志望届を出した内海選手は4打数3安打3打点の見事な活躍。どこか指名があるといいですね。

岐阜経済大は春優勝でしたが、秋はこの試合の敗戦で厳しくなりました。中部学院大が首位快走ですね。