9月3日に名商大Gで行われた愛工大−愛知東邦大の2回戦の観戦記です。
2部は1敗が大きく響くので、初戦を落とした東邦大は負けると厳しくなる試合。1回戦同様接戦となりました。

愛工大
001000010|2 H8 E1
00200100X|3 H9 E2
愛知東邦大

愛工大
中村、新村、坂本−土居、小林
愛知東邦大
武次、野田−黒川

投手成績
愛工大
中村 4回 57球 被安打5 四死球2 三振2 失点2
新村 2回1/3 25球 被安打3 四球0 三振2 失点1
坂本 1回2/3 30球 被安打1 四球1 三振1 失点0
愛知東邦大
武次 6回 89球 被安打7 四球3 三振3 失点1
野田 3回 48球 被安打1 四球2 三振1 失点1

中村投手は左のオーバーハンド。九国大付出身の2年生。まっすぐはなかなか。伸びのある球を投げます。
新村投手は桜丘出身の1年生。右のオーバーハンド。テイクバック小さい。まっすぐはなかなか。
坂本投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。4年生。
武次投手は半田工出身の3年生。まっすぐはまぁまぁ速い。スライダーの切れが良く、フォークもまずまず。
野田投手は大垣日大出身の1年生。小柄。まっすぐはまぁまぁ速い。小気味いいピッチングを見せる。

愛工大
4木村 6切中 3石浜 D土上 7徳浪 8大堀 9市川 5岡田 2土居 P中村
東邦大
7山崎 9小久保 6石田 D角山 3西川 4大沢 8古谷 2黒川 5菖蒲 P武次

(試合経過)
1回表、四球のランナーを盗塁と犠打で1死3塁とするも3番4番が連続三振。チャンスを活かせず。
3回表、1死1、2塁から3番石浜のタイムリー。愛工大が先制。
3回裏、1死満塁から3番石田4番角山の連続タイムリーで逆転。2−1
4回表、1死1,2塁から8番岡田のところでフルカウントでランナーがスタートを切って三振ゲッツー。
6回裏、1死2塁から6番大沢がタイムリー2ベース。3−1
7回表、無死1,2塁からバント野選で満塁となるも4番下里5番徳浪が連続キャッチャーフライで6番もセカンドゴロで得点ならず。
7回裏、1死2塁でピッチャー交替、坂本。
8回表、2死2塁から1番木村のところでタイムリーエラー。3−2
東邦大が勝ちました。
お互いにチャンスで凡退が多く、3回は得点を奪いながら、尚ものチャンスで共にゲッツー。両方に流れがないまま終盤まで行く試合でした。
ピッチャーはお互いに力のある球を投げていましたし、2部のレベルも上がっているな、と感じます。ただ、守備力は1部に比べると落ちると思いますね。
愛工大は9回を除いて毎回ランナー。2回、9回以外は得点圏。後1本が出ない典型的な試合でした。なんとかしようとランナーを動かした場面で三振ゲッツーなど、流れが最後まで来ない試合でしたね。
ただまぁ、無死満塁で4番に回った7回が最大のチャンスだったんですけど、前の打席で替えていた下里選手に回り、打てば采配が当たった、という試合なのですが、そこで打てないところにこの試合は勝つ流れじゃなかったということですね。

東邦大も、勝つには勝ったものの、もう1,2点取っていれば楽になった試合。2番手の野田投手が苦しい中でも良く踏ん張った形でしたね。小さい身体で小気味いい球を投げるピッチャーは好きです。頑張ってほしいですね。
1点でも多く取って接戦を取っていくスタイルだと思います。1敗が響くリーグ戦なので、どうやって点を積み重ねるか。チームで上手く取り組んでほしいです。