8月14日に愛知高校Gで行われた天白−富田の観戦記です。
場内アナウンスが無く、富田のみ選手名が分かったので、いびつな形での観戦記になります。

天白
000000|0 H3 E1
000631|10 H10 E0
富田
(6回コールド)

投手成績
天白
(1) 3回0/3 60球 被安打3 四球2 三振3 失点4
岡本(10) 1回 20球 被安打3 四球1 三振0 失点2
(11) 1回1/3 28球 被安打4 死球1 三振1 失点4
富田
上村(1) 5回 83球 被安打3 四死球2 三振5 失点0
桑原(6) 1回 17球 被安打1 四球0 三振1 失点0

天白の1番は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。少しトルネード気味に投げるフォーム。
岡本投手は長身のサウスポー。身体もしっかりとしています。まっすぐはそこそこ速い。追い込んでから変化球を打たれる場面がありました。
11番は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
上村投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。コントロールも良く、ストライク先行出来て安定感のあるエース。セットポジションで速く投げるのが気になりました。下手したらボークかも。高いレベルでまとまったピッチャー。
桑原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。

(試合経過)
2回表に2死1,2塁、3回表に2死満塁のチャンスを作るも天白は先制ならず。
4回裏、無死1、2塁から4番大浦がタイムリー。5番栗本がタイムリー内野安打。ここでピッチャー交替、10番。6番上村がタイムリー。1死満塁から9番岩田が2点タイムリー。1番桑原がタイムリー。富田が6点先制。
5回裏、無死2塁から3番山田がタイムリー。2死3塁から6番植村が2ランホームラン。9−0
6回裏、1死2塁から1番桑原がタイムリー2ベースでコールド成立。
富田が大勝しました。
序盤は互角、というよりむしろ天白が押し気味。試合前も天白のが強いかな?と正直思っていましたが、試合は6回コールド。野球は面白いな、と改めて思います。
富田は4回に先頭バッターが出塁。ここから3番山田のところで送る素振りも見せずに打たせてヒット。4番の大浦にも打たせてタイムリーと中軸だったとはいえ、どんどん打たせました。これに応えた打線が見事でしたけど、こういうビッグイニングを作る采配というものが出来ていたな、と。
良く振るスイングが出来ていたし、強い打球も多かった。岡本投手の速い球にもしっかり振ることで逆方向のフェアに飛んだ感じでしたし。
ベンチの指示の声も個人的には好きな感じでした。
元々夏までのチームに2年生が多く、試合経験が豊富だったことも大きな要因のようですね。植村投手もなかなかの好投手でしたし、県大会を目指して頑張ってほしいです。

天白は夏の大会で先発して好投した岡本投手が秋はエースかと思いましたが10番。エースもまずまずの球を投げていたので、結果を出しての先発だったと思いますが・・・。
4回はあっという間の6失点。投手は投げたピッチャーみんな力があっただけに、残念というか・・・。
この試合の結果が響いて1次敗退となってしまいました。市内県立大会があるので、そちらに切り替えという形でしょうけど、岡本投手はもう少し見たかったです。