8月13日に豊田球場で行われた第3試合、刈谷工−知立東の観戦記です。
県大会にも顔を出す両校ですので、好ゲームを期待して観戦しました。

刈谷工
002601010|10
201000101|5
知立東

刈谷工
上野、山下−南
知立東
釜田、富成、萱原、渡辺−佐藤

刈谷工の上野投手は左のオーバーハンド。投げおろすタイプ。まっすぐはなかなか。ボールが構えからずれる球が多かった。
山下投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。ストライク先行で打たせて取る。
釜田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。テイクバックで早めにトップを作るタイプ。
富成投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ボールが抜けていました。
萱原投手は左のオーバーハンド。まっすぐはあんまり速くない。
渡辺投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。荒れ球でボールの勢いで打ち取るタイプ。

刈谷工
9大塚 6杉本 4大畑(14) 2南 1上野(10) 8三浦 7東川内 3内山(17) 5吉田
知立東
9伊藤 6岡田 5渡辺(1) 2佐藤 1釜田(5) 4岡本 3新海 7土岐 8築山

(試合経過)
1回裏、1死1、2塁から4番佐藤がタイムリー2ベース。5番釜田がタイムリー。知立東が2点先制。
3回表、無死2塁からタイムリーエラー。更に2死3塁からタイムリーエラー。同点。
3回裏、1死2、3塁から7番新海のところでセーフティスクイズ成功(記録内野安打)。知立東が勝ち越し。尚も1死満塁のチャンスを活かせず。3−2
4回表、1死満塁でピッチャー交替、萱原。2死満塁からショートゴロ野選で同点。4番南へ押し出し四球で逆転。ここでピッチャー交替、渡辺。更に5番上野に押し出し四球。6番三浦の走者一掃の3点タイムリー3ベース。8−3
6回表、1死2塁から4番南のタイムリー2ベース。9−3
6回終了時に球場を後にしました。
試合は刈谷工が逃げ切りました。
序盤は知立東ペースの試合。それが投手交代を機に一変する。野球ではよくある展開でした。

知立東は序盤からしぶとい攻撃を見せて、上野投手に球数を投げさせる。3回までの球数が91球。初回から40球を投げさせられました。ファールが多く、上野投手自身、なかなか構えたところにボールがいかないので、余計に球数を使ってしまう。苦しいピッチングに追い込みましたが、結局3回も1点勝ち越して尚もチャンスで追加点が上げられず、3点しか取れなかったことがその後の展開に痛かった。

4回からピッチャーを替えたのも・・・。3回に2失点もいずれもエラー。特に打たれたわけではなく、コントロール良く打ち取っていたので、ちょっと意外な交替でそれが裏目。こればっかりは結果論なんですけどね・・・。

4回裏からエース同士の投げ合いになってテンポが良くなる。テンポ、コントロールがいかに大事かが良く分かる試合でした。

渡辺投手は力のある球を投げていたので、覚えておきたいピッチャーですね。