8月11日に小牧球場で行われた第1試合、一宮工−丹羽の観戦記です。
新チームになって最初の公式戦。新チームらしいミスも出る中、なかなか面白い試合になりました。

一宮工
010030000|4 H9 E3
00100040X|5 H8 E1
丹羽

一宮工
柳田−坂田
丹羽
古田、鈴川−村上

投手成績
一宮工
柳田(1) 8回 102球 被安打8 四球0 三振5 失点5
丹羽
古田(15) 5回 65球 被安打6 四球1 三振4 失点4
鈴川(1) 4回 59球 被安打3 四球0 三振3 失点0

柳田投手は右のオーバーハンド。上からの投げ下ろしで、まっすぐはそこそこ速い。ボールがやや高めにくるタイプですが、力はあります。
古田投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。小柄ですが、力のあるボールを投げます。
鈴川投手は右のオーバーハンド。体格はがっしり。まっすぐはなかなか。ひじを畳むフォーム。

スタメン
一宮工
8澤木 7三浦 3河野 1柳田 5川瀬 6高司 4田中 2坂田 9日比野
丹羽
6大倉 9倉下 2村上 5稲垣 3森 7鈴川(1) 8稲本 1古田(15) 4高橋

(試合経過)
2回表、1死2塁から6番高司がタイムリー2ベース。一宮工が先制。
3回裏、2死2、3塁から2番倉下のタイムリー。同点。
5回表、2死満塁から2番三浦の走者一掃の3点タイムリー3ベース。一宮工が勝ち越し。4−1
7回裏、1死2塁から8番河野がタイムリー3ベース。2死3塁から1番大倉がタイムリー。更に2死2塁からショートゴロで1塁送球をファーストが取れない間にランナーがホームインして同点。更に2死2塁から3番村上のタイムリーで逆転。5−4
丹羽が勝ちました。
一宮工は柳田投手が4番、ピッチャー、主将。いわゆる大黒柱ってことですね。
打つほう、投げることに関しては、その力を見せました。ただ、ピッチャーの基本、ベースカバーがまったく出来ない。指導しない方にも問題があるかと思いますが・・・。やるべきことをやれない選手が主将では強くならない気がしてしまいます。
もちろんチームの方針で、投げることに専念などあるかも知れませんが、それでも野球をやっていく上でやるべきことは、チームで取り組んでほしいです。
柳田選手自体は、いい指導を受けたら上でもやれる好素材と思われるだけに残念でした。

丹羽は苦しい展開ながら、7回に相手のミスに助けられもしましたが、弱点のキャッチャーの送球を突いて、得点圏に常においてのタイムリーで逆転しました。
鈴川投手も夏に見たときよりも良かったですし、先発の古田投手もなかなか力がありました。レギュラーキャッチャーの村上選手が残っているのも大きいです。

お互いにまだまだ県大会のチャンスはあると思うので、がんばってほしいですね。