7月23日に小牧球場で行われた第2試合、名古屋大谷−栄徳の観戦記です。
シード校として順当に勝ち上がった栄徳に対し、名古屋大谷は快進撃で勝ちあがりました。連戦となる名古屋大谷はエースの今野の先発を回避して栄徳に挑みました。

名古屋大谷
000000100|1
12030000X|6
栄徳

名古屋大谷
前田(11)、森野(19)、平原(10)、福林(17)、今野(1)−百瀬
栄徳
深尾(11)−野口

前田投手は右のサイドに近いスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。
森野投手は左のサイドハンド。まっすぐは遅い。変則サイドでボールがこない分打ちにくいピッチャー。
平原投手は右のアンダーハンド。まっすぐはそんなに早くない。
福林投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。1年生。
深尾投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。安定していました。

名古屋大谷
8綾部 5梅村 3近田 4伊藤 9寺田 2百瀬 7浅田 1前田(11) 6小多田
栄徳
7千田和 8西井(19) 2野口 3石原 5近藤 9千田勇(17) 4降旗 6福山 1深尾(11)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番石原がタイムリー2ベース。栄徳が先制。
2回裏、2死2塁から9番深尾がタイムリー。1番千田和がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、森野。3−0
4回裏、無死3塁から7番降旗がタイムリー2ベース。無死1、3塁から9番深尾がタイムリー。1死1、3塁でピッチャー交替、福林。2番西井の犠牲フライで加点。6−0
5回表、2死までパーフェクトでしたが、6番百瀬が四球、7番浅田がヒットを放ち、ノーノーを回避。代打が倒れ得点はならず。
5回裏からエースの今野がマウンドに。ここで球場を後にしました。

試合は栄徳は追加点ならずも、深尾が完投して快勝。ベスト8に名乗りを上げました。

名古屋大谷は連戦ということで今野投手の先発を回避。かなり疲労があったんでしょうね。
必死の継投も栄徳の打球の速さに対応しきれずにヒットになる場面も多く、お見合いなど記録に出ないミスもあって力負けとなってしまいました。
ただ、5回以降はしっかりと今野投手が抑えたようですし、福林投手は1年生ながらなかなかいい球を投げていました。この経験を活かして新チーム以降も楽しみですね。

栄徳はエースの釜谷投手が登板を回避して、深尾投手が完投。こういう試合を作れたことが大きいですね。
残り3試合。短い間隔で戦わなければいけませんし。
どれだけ釜谷投手を援護できるか、打線の奮起がカギになりそうです。
深尾投手も自信になったと思いますし、大きな1勝ですね。