7月22日に岡崎球場で行われた第2試合、享栄−豊川工の観戦記です。
豊川工の佐々木投手は評判になっていましたが、ここまで見る機会がなかったので、享栄相手にどういう試合をするかに注目して観戦しました。

享栄
000110000|2 H7 E1
100000000|1 H5 E0
豊川工

享栄
早矢仕−中村
豊川工
佐々木−松井康

投手成績
享栄
早矢仕(1) 9回 127球 被安打5 四死球2 三振12 失点1
豊川工
佐々木(1) 9回 146球 被安打7 四死球6 三振5 失点2

早矢仕投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。腕の振りが柔らかく、伸びのあるまっすぐを投げます。コントロールも安定。
佐々木投手は右のオーバーハンド。小柄は体を目いっぱい使って投げ込む。MAX138k。投げっぷりの良さが気持ちいいピッチャー。

享栄
8馬渕 7杉田 3外山(15) 5普天間 9横井 4湯浅(18) 2中村 6飯田 1早矢仕
豊川工
6角谷 8原田 1佐々木 3鈴木進 5井上 2松井康 9酒井(13) 7鈴木寛(20) 4鈴木泰(15)

(試合経過)
1回裏、2死1、2塁から5番井上がタイムリー。豊川工が先制。
4回表、2死3塁から7番中村のタイムリー。同点。
5回表、2死1塁から4番普天間のタイムリー2ベース。享栄が逆転。2−1
享栄が競り勝ちました。
享栄もこのチームは初めてでした。早矢仕投手は早稲田実との親善試合で好投したということで、どういうピッチャーか見るのが楽しみでしたが、コントロールが安定して、まっすぐに切れがある。まとまった好投手ですね。
審判さんのゾーンがやや広い感じでしたが、それを上手く使っていた印象です。
終盤では毎回得点圏にランナーを置く展開でしたが、冷静なピッチングが光りました。
打線では1番馬渕選手、4番普天間選手が2本ずつ。さすがのバッティングでした。上で見たい選手ですね。
結局、この代も甲子園に届かず。私学4強とは言えない実績になってきています。なにかチームとして特徴が欲しい気がしますね。スター選手がいればいいんでしょうけどいないわけですし。
享栄の野球、といってあんまり思い浮かばないですから。強い享栄が見たいんですけどね。

豊川工は佐々木投手を中心に、守備もしっかり守って素晴らしい戦いを見せました。7回、8回に先頭バッターが出たのを活かせていたら・・・。でも素晴らしい戦いだったと思います。
佐々木投手は体格は小さいですが、それを目いっぱい使って全身バネって感じで投げてきます。大学でも見たい投手ですね。頑張ってほしいです。