5月21日に春日井球場で行われた尾東大会の決勝戦、中部大春日丘−栄徳の観戦記です。
夏前の最後の公式戦となる試合。どちらもエースを立てて、勝ちに行く試合となりました。

中部大春日丘
200100002|5 H13 E0
000000000|0 H2 E0
栄徳

中部大春日丘
牛田、泉、大橋−牧
栄徳
釜谷、深尾、鈴木−野口

投手成績
中部大春日丘
牛田(1) 5回2/3 112球 被安打2 四球5 三振3 失点0
泉(12) 1回1/3 23球 被安打0 死球1 三振0 失点0
大橋(6) 2回 28球 被安打0 四球2 三振0 失点0
栄徳
釜谷(1) 7回 91球 被安打9 四球0 三振3 失点3
深尾(11) 1回2/3 26球 被安打4 四球0 三振2 失点2
鈴木(10) 1/3 5球 被安打0 四球1 三振0 失点0

牛田投手は右のオーバーハンド。左手でしっかりと壁を作って投げるフォーム。まっすぐはそこそこ速い。
泉投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
大橋投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
釜谷投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。コントロールは安定。球威の物足りなさは感じました。
深尾投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。
鈴木投手は右のオーバーハンド。トルネード気味のフォーム。長身でまっすぐはまぁまぁ速い。ただ、コントロールは今一つで、コントロールを意識しすぎて手投げになってた。

中部大春日丘
8西林 4豊永 3野田 5鹿住 7三宅 6大橋 9山内 1牛田 2牧
栄徳
7千田和 6福山 2野口 3石原 9石井 5近藤 8神山 4降旗 1釜谷

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番鹿住がレフト上段へ2ランホームラン。春日丘が先制。
1回裏、先頭から連続四球で無死1,2塁。3番が三振のあと、4番の石原はピッチャーライナーでゲッツーに。
4回表、1死2塁から7番山内がタイムリー3ベース。3−0
6回裏、2死1、2塁でピッチャー交替、泉。
8回裏、無死1塁でピッチャー交替、大橋。
9回表、1死2塁から7番山内のランニング2ランホームラン。2死1、2塁でピッチャー交替、鈴木。5−0
春日丘が逃げ切りました。尾東大会優勝。
栄徳は四球でチャンスを結構作っていたので、終わってみたら2安打とは思いませんでした。
ただ、強い打球が少なかったのは気になりますね。釜谷投手は経験豊富でしっかりと試合を作るタイプですので、いかに点を取って楽にするか。夏のカギになりそうです。
釜谷投手はもっと伸びるかと期待していただけに物足りないんですけどね・・・。しっかりと調整して本番に臨んでほしいです。

春日丘で目立ったのは4番鹿住選手の特大のホームランと、7番山内選手の俊足。3ベースにランニングホームランはほんとに速かった。山内選手の足はまた見たいと思う選手でした。
牛田投手は四球の多さは気になりましたが、力のあるボールを投げていました。こちらも夏に向けてしっかりと調整してほしいです。