5月21日に春日井球場で行われた尾東大会3位決定戦、高蔵寺−瀬戸の観戦記です。
どちらも前日に負けたとはいえ惜しい試合をしたチーム同士。今のチームはどちらも初見でしたしどういう試合をするか楽しみに観戦しました。

高蔵寺
050210010|9 H10 E0
100000500|6 H6 E3
瀬戸

高蔵寺
大井、高橋、都築、奥村、今井−島村、稲垣
瀬戸
井川、城間、針山、米田−永井

投手成績
高蔵寺
大井 5回 69球 被安打2 四球3 三振2 失点1
高橋 1回1/3 27球 被安打0 四死球3 三振1 失点2
都築 0/3 14球 被安打3 四球1 三振0 失点3
奥村 2回1/3 50球 被安打1 四球3 三振1 失点0
今井 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
瀬戸
井川 3回2/3 被安打7 四死球5 三振0 失点7
城間 3回1/3 46球 被安打2 四球0 失点1
針山 1回 20球 被安打1 四球1 三振1 失点1
米田 1回 11球 被安打0 四球0 三振2 失点0

大井投手は右のオーバーハンド。上背はそんなにないですが、まっすぐはなかなか速い。初回はちょっとボールが浮いていましたが、2回以降はチェンジアップを混ぜながら修正。どうやら故障明けだったようですが、魅力的なボールを投げていました。覚えておきたいピッチャー。
高橋投手は左のオーバーハンド。長身で190cmあるとのこと。まっすぐはまぁまぁ。いいまっすぐを持っているのに、変化球が多いピッチングでちょっと残念でした。
都築投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。小柄でひじが遅れて投げるピッチャー。
奥村投手は左のスリークォーター。まっすぐはそんなに速くない。
今井投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。
井川投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。
城間投手は左のオーバーハンド。小柄でまっすぐはぼちぼち。投げおろしでひじが遅れて出てくるので、ちょっと見にくいピッチャー。いいボールを投げていました。
針山投手は左のオーバーハンド。上から投げるフォーム。縦のカーブに特徴。
米田投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。

高蔵寺
7犬飼 8青山 3佐波 2島村 9森 5小倉 4佐野 6小河 1大井
瀬戸
3西村 6恒川 4山田 7古谷 2永井 9久保 8青山 1井川(10) 5丹羽

(試合経過)
1回裏、2死1、2塁から5番永井がタイムリー。瀬戸が先制。
2回表、2死2塁から9番大井がタイムリー。2死1、2塁から2番青山がタイムリー。更に2死満塁から4番島村の2点タイムリー。代打永嶋のところでタイムリーエラー。5点を上げて逆転。5−1
4回表、無死3塁から3番佐渡の犠牲フライ。2死1、2塁から7番佐野がタイムリー。2死満塁でピッチャー交替、城間。7−1
5回表、1死1、3塁から4番島村のところでスクイズで加点。8−1
7回裏、1死1、2塁でピッチャー交替、都築。1死満塁から1番西村が走者一掃の3点タイムリー3ベース。2番恒川がタイムリー内野安打。1死1、2塁でピッチャー交替、奥村。2死満塁から押し出し四球。8−6
8回表、2死2塁から6番村瀬がタイムリー2ベース。9−6
9回裏、2死1、2塁でピッチャー交替、今井。高蔵寺が逃げ切りました。
高蔵寺は序盤、積極的な攻撃や上手い攻撃でレベルの高さを感じました。6回以降は選手を総とっかえをして、やっぱりスタメンとは差がありましたね。ただ、公式戦でこういう追い上げられる中、しっかりと凌いだのはいい経験になったでしょう。

大井投手は素晴らしいボールを投げていて、ちょっとびっくり。自分が知らないだけでいいピッチャーというのはいるもんだなぁと改めて実感。
2番手の高橋投手は190cmとロマン溢れるピッチャー。ただ、投げるボールは変化球ばかり・・・。しっかりと腕を振って強いボールを投げてほしいですね。身長と角度と左ってだけで大きな武器なのですから。

瀬戸はコールド寸前のところから、得点して意地を見せました。最後まで良く声が出ていたし、いいチームだな、と思いました。
投げた4人が全部左、というのも珍しいですね。エースが見れなかったのは残念ですが、これは仕方ありません。

瀬戸もここのところ大きな大会での活躍を聞かないですけど、今大会は4位。ピッチャーは4〜5人の継投で戦うチームのようです。夏で久々に大物食いを見たいですね。