5月4日に安濃球場で行われた第2試合、三重大−皇學館大の観戦記です。
第1試合と打って変わって両チームブラバン応援あり。特に三重大は応援団による本格的な応援で華やかな雰囲気で行われました。

三重大
001001000|2 H4 E2
000000100|1 H1 E2
皇学館大

三重大
中井−上田
皇学館大
市川−中園

投手成績
三重大
中井 9回 133球 被安打1 四球4 三振9 失点1
皇學館大
市川 9回 118球 被安打4 四死球3 三振3 失点2

中井投手は津高校出身の4年生。小柄ですけど球は速い。投げ方はちょっと独特で、球持ちが良くて振り遅れる打者が多かった。
市川投手は右のオーバーハンド。いなべ総合出身の3年生。まっすぐはなかなか。ゴロを打たせて取る。

スタメン
三重大
4松永 6安田 8下村 D加藤 9臼井 7志水 3山中 5堀田 2上田
皇學館大
3青木 4山本涼 8森 D松場 2中園 6八重田 9奥谷 5宮崎 7小川

(試合経過)
3回表、1死1、2塁からサードゴロ野選。ランナーがアウトと勘違いしてセカンドベースを離れて、野手がタッチにいっている隙にサードランナーホームイン。三重大が先制。
6回表、1死3塁から2番安田のセンターフライを落球。ランナーホームイン。2−0
7回裏、2死2塁から6番八重田がタイムリー。2−1
三重大が勝ちました。
三重大は1番の松永選手がいい仕事。3回の走塁はチョンボに近かった(アウトと勘違いしてベースを離れる)んですけど、結果1点を呼び込みましたからね。6回の得点も無死2塁から進塁打となるライトフライで、次のセンターフライエラーを呼び込みましたし。
あと、キャッチャーの上田選手が一宮興道出身で、強肩と好リードで勝利を導きました。終盤中井投手も一杯一杯になっていたんですけどね。よくしのぎ切りました。
中井投手。いいピッチャーですね。三重大だと上で野球というのはなかなかないかもしれませんが、そこを意識出来るくらいの球を見せてくれました。

皇學館大は結局ヒット1本。それでも初めてのチャンスで打った八重田選手は見事でした。詰まりながらも執念のタイムリーでしたね。
ただ、この試合は中井投手にやられた試合。切り替えが大事ですね。

皇學館大は意外と大きな選手が多くて、選手も集まってきているのかも。大学選手権に出ての1勝は、いい流れを作っていきそうですね。野球で学生を取っていないみたいですけど、三重リーグのレベルUPのカギとなるチームだと思いますので、今後も注目です。