4月8日に瑞穂球場で行われた愛知大学野球リーグの開幕戦、愛知大−中京大の観戦記です。
4連覇を目指す中京大に対し、1季で1部復帰して、投手陣の残る愛大がどこまでやれるか。今シーズンを占う大事な試合となりました。
7回表終了時までの観戦記になります。

愛知大
000000200|2 H5 E1
00001007X|8 H10 E1
中京大

愛大
緒方、白川、春藤−高森
中京大
若林、山中、長谷川−池田

緒方投手は初回は変化球が多く、こわごわ投げていた感じですが、徐々にまっすぐが増えて本来のピッチングに。まっすぐはさすがの球威。見ていた6回までは内容も良かったです。
若林投手は初回ちょっと堅さが見られました。ただ、こちらも2回以降は落ち着いて本来のピッチングに。ただ、まっすぐはもう少し走ってもいいかな、と思いました。

スタメン
愛知大
5渡邊 4東 2高森 7本村 9川良 3小川 D服部 6阿部 8横田
中京大
7飯田 8西村 4前畑 3北村 2池田 6和田 9古賀 5野崎 D伊藤

(試合経過)
4回表、先頭の3番高森、4番本村の連打で無死1,2塁のチャンスも後続が続かず。
5回裏、2死1塁から盗塁と悪送球で3塁まで進み、1番飯田がタイムリー。中京大が先制。
7回表、1死2塁から8番阿部がレフトへ逆転2ラン。
ここで球場を後にしました。
試合は8回に北村の2ランなどの猛攻で中京大が逆転勝ち。
終盤一気に崩れましたが、見ていた7回までは互角。ただ、一気に大量点を上げる底力を中京大が持っていて、それを遺憾なく発揮したのが開幕カード、という感じですね。
なんにしても、4連覇に向けて順調なスタートと言っていいでしょう。野手が結構抜けたかな、と思ったのですが、遜色ないですね。投手も豊富ですし。

愛大は阿部選手が素晴らしいホームラン。ショートは長谷部選手もいる中で、チャンスをつかんで開幕スタメンでしたが、それに応える孤軍奮闘。打順も上がってきそうですし、これからも楽しみです。
1季での1部復帰の立役者である緒方投手中心の投手陣ですが、他がしっかりしないと一気に苦しくなる。緒方投手の負担を少なくして、次も戦っていきたいですね。

しかし高森選手は相変わらず盗塁が刺せない。この日も先制を与えるきっかけになってしまいましたし、なんとかしてほしいところです。