3月20日に碧南工Gで行われた碧南工−岩津の観戦記です。
岩津は秋に見た時になかなかの好チームだったので、春になってどんな野球をするか楽しみに観戦しました。

碧南工
000000000|0 H3 E1
11100000X|3 H9 E1
岩津

投手成績
碧南工
山中(1) 6回 82球 被安打8 四球2 三振2 失点3
深津(14) 2回 36球 被安打1 四死球3 三振0 失点0
岩津
土居(1) 5回 88球 被安打2 四死球3 三振7 失点0
中西(10) 4回 75球 被安打1 四球5 三振4 失点0

山中投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。打たせて取るピッチャー。
深津投手は左のオーバーハンド。まっすぐはあんまり速くない。
土居投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。上背もあってピッチャーらしいピッチャー。3ボールが多くて球数が増えたのは課題。
中西投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールがばらついて苦しいピッチング。

スタメン
碧南工
8畠井 4永尾 1山中 5松川 6西村 9日比 3村上 2新美 7犬童
岩津
8鳥谷 9青木 2柚木山 3佐藤 7今井 6木本 4寺岡 1土居 5中根

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番佐藤がタイムリー3ベース。岩津が先制。
2回裏、1死3塁から8番土居が叩いた内野ゴロの間に1点。2−0
3回表、内野安打と四球を足がかりに1死2,3塁とチャンスも2番3番が倒れ0点。
3回裏、無死1塁から4番佐藤がタイムリー2ベース。尚も無死1,3塁までチャンスを作るもここは山中が踏ん張り浅い外野フライとゲッツーで切り抜ける。3−0
7回表、8回表と2死から四球を出して、8回は満塁まで行くも中西がなんとか踏ん張る。
結局岩津が序盤のリードを守って勝利。

3回までの状況からいって、岩津が圧勝するかな、と思ったのですが、中盤から追加点が取れず。碧南工も粘ったんですけど、相手からもらったチャンスを活かせず。そのまま試合終了となった試合でした。

岩津はバッテリーがどちらも大型選手で、将来性ある感じ。どちらも上でやってほしい選手ですね。柚木山捕手は雰囲気ありますね。
岩津は野球の質が高く、2回に無死1塁からの犠打でランナーが3塁を陥れ、次のバッターが軟式でいう叩きのようなバッティングでランナーを迎え入れた場面は思わずうなりました。
いいチームですし、県大会でも暴れてほしいチーム。

碧南工は点差以上の完敗。そんな試合でした。セカンドの永尾選手が好守でチームを救っていましたね。
唯一3回裏に無死1,2塁を活かしていたら、試合も変わったかもしれません。
碧南工はかつて夏大でベスト4にも進んだ強豪チーム。ただ、この日の試合前、試合中の雰囲気にそこまでのものを感じませんでした。
この日の内容はちょっと寂しかったです。