3月13日に神宮球場で行われたJABAスポニチ大会、JFE東日本−トヨタ自動車の観戦記です。
すでにこの試合前に決勝トーナメント進出が決まっていたトヨタ自動車は、試す意味の多い起用だった模様。
5回表までの観戦記になります。

JFE東日本
031000000|4
000000001|1
トヨタ自動車

JFE東日本
小原、幸松−川端
トヨタ自動車
竹内、富山、吉野、小出−波方、山田

小原投手は右のオーバーハンド。MAX144k。球持ちがいいタイプでまっすぐで空振りを取っていました。
竹内投手は左のオーバーハンド。MAX136k。ホームランを2発浴びてノックアウト。見逃し三振を4つ奪っていましたが、ボールそのものが軽い印象。
富山投手は左のオーバーハンド。MAX144k。九国大付出身の高卒2年目。活きのいいボールを投げていました。テイクバックの大きいフォーム。

(スタメン)
JFE東日本
8中澤 6佐藤 D荒井 2川端 9内藤 5長谷川 4吉川 3小峰 7小倉
トヨタ自動車
9水野 5北村 4河合 3樺澤 7瀧野 D多木 6河原 2波方 8辰巳

(試合経過)
2回表、2死1、2塁から8番小峰がライトへ3ランホームラン。JFE東日本が3点先制。
3回表、1死から2番佐藤がソロホームラン。2死1塁でピッチャー交替、富山。4−0
4回表、先頭の樺澤が3ベース。しかし、5番6番がファールフライに倒れ、7番も1ゴロ。チャンスを活かせません。
5回表終了時に球場を後にしました。

竹内投手はアナウンサーとの結婚で話題になりました。もっと主戦格で投げてほしいピッチャーのはずですが、この日は2発浴びてKO。コーナーを狙って投げるピッチングが持ち味だと思っているんでしょうけど、もっとボールに切れがないと・・・。
富山投手の活きの良さが光っただけに、竹内投手の物足りなさが目立つ結果となりました。

トヨタ自動車は都市対抗予選が免除だけに本戦に向けて色々試しながら調子を上げていく形でしょうね。早々に日本選手権の切符も手にしたし、一皮向けたトヨタに今年も期待ですね。