9月25日に小牧球場で行われた準々決勝第2試合、東邦−至学館の観戦記です。
至学館は厳しい相手に接戦を勝ちぬいた強みがあるので、東邦相手にも競り合いに持ち込めば、と思いましたが、至学館ペースで試合が進みました。最後にすごい展開が待っていましたが・・・。
東邦
001000006|7 H13 E1
400000004|8 H12 E3
至学館
東邦
松崎−落合
至学館
川口、新美、脇−井口
投手成績
東邦
松崎(1) 8回2/3 152球 被安打12 四死球5 三振2 失点8
至学館
川口(10) 6回2/3 85球 被安打8 死球1 三振1 失点1
新美(1) 2回 37球 被安打4 死球1 三振0 失点6
脇(18) 1/3 4球 被安打1 死球1 三振0 失点0
松崎投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。テイクバックでひじを下げてから投げるフォーム。
川口投手は左のサイドハンド。まっすぐはぼちぼち。内外をついて打ち取る。コントロールがいい。
新美投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。テンポよく投げて打たせて取るタイプ。
(スタメン)
東邦
5田中 2落合 6小瀬木 9石塚 3武藤 8洞田 4川瀬 7上村(10) 1松崎
至学館
9大谷(17) 8藤原連 7三浦 5鎌倉 2井口 3吉見 6木村 1川口(10) 4藤原大
(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番吉見が2点タイムリー2ベース。7番木村が2点タイムリー3ベース。至学館が4点先制。
3回表、1死1、3塁から1番田中がタイムリー。4−1。尚も1死1,3塁のチャンスでしたが、活かせず1点止まり。
5回裏、1死1,3塁、6回裏、2死2,3塁のチャンスを松崎がなんとか踏ん張り4−1のまま。
7回表、1死1,2塁で8番上村がライトへヒットも2塁ランナーがホーム手前でタッチアウト。9番松崎のヒットで2死満塁となったところでピッチャー交替、新美。ここはフルカウントまでいくも1番田中を打ち取り4−1のまま。
9回表、2死満塁から1番田中が2点タイムリー。更に2死満塁で3番小瀬木の強い1ゴロをバウンドが沈んだのもあってかトンネル。2者返り東邦逆転。ここでピッチャー交替、脇。2死満塁から5番武藤が2点タイムリー。7−4
9回裏、1死3塁から3番定塚がタイムリー2ベース。1死1、3塁から5番井口が2点タイムリー2ベース。同点。2死1、3塁から8番新美がサヨナラタイムリー。至学館が大逆転サヨナラで準決勝進出。
至学館は厳しい相手に接戦を勝ちぬいた強みがあるので、東邦相手にも競り合いに持ち込めば、と思いましたが、至学館ペースで試合が進みました。最後にすごい展開が待っていましたが・・・。
東邦
001000006|7 H13 E1
400000004|8 H12 E3
至学館
東邦
松崎−落合
至学館
川口、新美、脇−井口
投手成績
東邦
松崎(1) 8回2/3 152球 被安打12 四死球5 三振2 失点8
至学館
川口(10) 6回2/3 85球 被安打8 死球1 三振1 失点1
新美(1) 2回 37球 被安打4 死球1 三振0 失点6
脇(18) 1/3 4球 被安打1 死球1 三振0 失点0
松崎投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。テイクバックでひじを下げてから投げるフォーム。
川口投手は左のサイドハンド。まっすぐはぼちぼち。内外をついて打ち取る。コントロールがいい。
新美投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。テンポよく投げて打たせて取るタイプ。
(スタメン)
東邦
5田中 2落合 6小瀬木 9石塚 3武藤 8洞田 4川瀬 7上村(10) 1松崎
至学館
9大谷(17) 8藤原連 7三浦 5鎌倉 2井口 3吉見 6木村 1川口(10) 4藤原大
(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番吉見が2点タイムリー2ベース。7番木村が2点タイムリー3ベース。至学館が4点先制。
3回表、1死1、3塁から1番田中がタイムリー。4−1。尚も1死1,3塁のチャンスでしたが、活かせず1点止まり。
5回裏、1死1,3塁、6回裏、2死2,3塁のチャンスを松崎がなんとか踏ん張り4−1のまま。
7回表、1死1,2塁で8番上村がライトへヒットも2塁ランナーがホーム手前でタッチアウト。9番松崎のヒットで2死満塁となったところでピッチャー交替、新美。ここはフルカウントまでいくも1番田中を打ち取り4−1のまま。
9回表、2死満塁から1番田中が2点タイムリー。更に2死満塁で3番小瀬木の強い1ゴロをバウンドが沈んだのもあってかトンネル。2者返り東邦逆転。ここでピッチャー交替、脇。2死満塁から5番武藤が2点タイムリー。7−4
9回裏、1死3塁から3番定塚がタイムリー2ベース。1死1、3塁から5番井口が2点タイムリー2ベース。同点。2死1、3塁から8番新美がサヨナラタイムリー。至学館が大逆転サヨナラで準決勝進出。
東邦は春夏と甲子園に出た前チームと比べるとやはり小粒。一人で何とかしてしまう選手というのがいない分、つないでいくしかない。それがようやく出来たのが9回。ただ、そこまでが淡泊に映る攻撃が多く、左サイドハンドという変則ピッチャーの川口投手を打ちあぐねたとはいえ、もう少し早ければ・・・という感じ。
7回の走塁死など、3塁コーチャーの判断、仕草が中途半端で機能していなかった。コーチャーも大事な戦力。特に今のチームはそういうきちんとしたことをやれないと、点に結び付かないと思いますので、痛かったですね。
結局、松崎投手が良く粘って初回の4点でしのいでいたから逆転につながったわけですが、そこから9回にピンチで出せるピッチャーがいなかったのが敗因。
投打ともに、スタートが遅かったことも影響したように感じます。ただ、冬の練習で春にガラッと変わることも多い東邦だけに、ここからの反撃に期待ですね。
至学館はもっと色々奇策や奇襲をやってくるかと思いましたが、9番の藤原大選手がスイッチで相手が右なのに右打席に入ったりしたくらいで、今までの必要以上に動く野球というのがあまりなかった。逆にそれで東邦に押し勝ったのだから、地力はかなりありそう。
5番の井口選手の走塁の甘さなんか、今までだったら許されないような気がするんですけど、その井口選手が同点タイムリー2ベース。なんていうか今までの至学館とはイメージが違うように感じます。
継投でしのぐのはスタイルでしょうから、しのぎつつ、多く点を取る。東海大会にまずは進めるように頑張ってほしいです。
しかし1塁手の吉見選手は心底ホッとしたでしょうね。次の試合でまた暴れてほしいです。
7回の走塁死など、3塁コーチャーの判断、仕草が中途半端で機能していなかった。コーチャーも大事な戦力。特に今のチームはそういうきちんとしたことをやれないと、点に結び付かないと思いますので、痛かったですね。
結局、松崎投手が良く粘って初回の4点でしのいでいたから逆転につながったわけですが、そこから9回にピンチで出せるピッチャーがいなかったのが敗因。
投打ともに、スタートが遅かったことも影響したように感じます。ただ、冬の練習で春にガラッと変わることも多い東邦だけに、ここからの反撃に期待ですね。
至学館はもっと色々奇策や奇襲をやってくるかと思いましたが、9番の藤原大選手がスイッチで相手が右なのに右打席に入ったりしたくらいで、今までの必要以上に動く野球というのがあまりなかった。逆にそれで東邦に押し勝ったのだから、地力はかなりありそう。
5番の井口選手の走塁の甘さなんか、今までだったら許されないような気がするんですけど、その井口選手が同点タイムリー2ベース。なんていうか今までの至学館とはイメージが違うように感じます。
継投でしのぐのはスタイルでしょうから、しのぎつつ、多く点を取る。東海大会にまずは進めるように頑張ってほしいです。
しかし1塁手の吉見選手は心底ホッとしたでしょうね。次の試合でまた暴れてほしいです。