9月11日に阿久比球場で行われた第2試合、愛知−豊田西の観戦記です。
このところ地区予選で苦戦が多かった愛知がこの秋はすんなり通過。夏に2年生が多かったこともあり、新チームがどんな感じか見てみたくて観戦しました。

愛知
100220021|8 H8 E2
010201000|4 H6 E1
豊田西

愛知
浅田、山田−甲斐
豊田西
高橋−加藤

投手成績
愛知
浅田(10) 3回1/3 60球 被安打3 四死球3 三振1 失点3
山田(1) 5回2/3 84球 被安打3 四球4 三振3 失点1
豊田西
高橋(1) 9回 156球 被安打8 四球6 三振6 失点8

浅田投手は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ。押し出すような変則フォーム。
山田投手は右のオーバーハンド。小柄。まっすぐはぼちぼち。
高橋投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。変化球が入らずに苦しいピッチングになりました。

スタメン
愛知
8三輪 3阿部 2甲斐 7出口 6渡辺 5小林 4小倉(15) 9朝日 1浅田(10)
豊田西
7藤本 5野尻 1高橋 3阿部 9藤田 2加藤 4坂野 8清水 6杉本

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番出口がタイムリー2ベース。愛知が先制。
2回裏、先頭の阿部がライトへホームラン。1−1
4回表、1死2塁から6番小林がタイムリー。更に1死2、3塁からワイルドピッチで1点。愛知が勝ち越し、3−1
4回裏、1死1、3塁から牽制エラーで3塁ランナーホームイン。1死3塁でピッチャー交替、山田。1死1、3塁から8番清水がタイムリー。3−3
5回表、先頭の三輪がライトへ勝ち越しホームラン。1死3塁から4番出口が犠牲フライ。5−3
6回裏、先頭の藤田が3ベース。送球乱れる間にバッターランナーホームイン。5−4
8回表、1死2塁から7番小倉のセンター左に落ちるタイムリー2ベース。更に2死1、3塁から1番三輪がタイムリー。7−4
9回表、1死3塁から6番小林がタイムリー。8−4
愛知が1回戦突破しました。
正直お互いにミスが多くて、お世辞にもいい試合とは言えませんでした。

豊田西はエースナンバーの高橋投手が完投。ただ、替えるタイミングは何度もあったし、予選で見た試合でいいピッチングを見せた夏のエースナンバーの川上投手がブルペンで投げていたにも関わらず、でしたので、正直疑問の残る投手起用になりました。

愛知は1番の三輪選手がホームランを含む3打数3安打2四球と全打席出塁。見事な活躍でした。あと、サードコーチャーの判断が良く4回、8回の得点はどちらも好判断で生還。こういうところをきちんとやるのは大きいですね。

ただ、もう少しいい内容の試合を期待しただけに、どちらのチームに対しても残念な気持ちが強い試合になりました。
愛知は攻撃力は前チームよりありそうですので、どこまでそれを活かして勝ちあがれるか。

豊田西はせっかくの投手陣を活かせるように取り組んでほしいですね。