8月15日に小牧球場で行われた第1試合、一宮北−誠信の観戦記です。
尾張地区では強豪私学となる誠信が、初戦を落としてどういう試合をするかに注目して観戦しました。

一宮北
00000|0 H2 E5
40105|10 H7 E0
誠信
(5回コールド)

一宮北
小柳−小島
誠信
谷本、後藤−織田

投手成績
一宮北
小柳(8) 4回2/3 78球 被安打7 四球3 三振0 失点10
誠信
谷本(19) 2回 27球 被安打1 死球3 三振2 失点0
後藤(10) 3回 30球 被安打1 四球0 三振2 失点0

小柳投手は右のアンダーハンド。三菱自動車岡崎の山田投手を彷彿とさせる真下から投げるようなフォーム。ただ、そのフォーム故に盗塁はフリーパスになる状況。投法とボールの独特な軌道で打ち取るタイプ。
谷本投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
後藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。

スタメン
一宮北
7杉本(10) 5岩田 8梶木(1) 6浅井 2小島 9杉原 3佐野 4松原 1小柳(8)
誠信
8黒田 2織田 5滝 9木全 6三和 4早水 7内藤(17) 1谷本(19) 3城築

(試合経過)
1回裏、1死2、3塁から4番木全が2点タイムリー。5番三和がタイムリー。更に1死3塁から6番早水が犠牲フライ。誠信が4点先制。
3回裏、1死3塁から4番木全がタイムリー2ベース。5−0
5回裏、無死2塁からショートゴロでセカンドランナーが挟まれるも、ランダンプレーが乱れタイムリーエラー。更に4番木全の内野ゴロの間に1点。更に2死2、3塁から8番後藤が2点タイムリー。9番城築がタイムリー2ベースを放ちコールド成立。誠信が勝ちました。
一宮北は序盤からミスが多く、ちょっと勝負にならなかった。小柳投手はある意味私学殺しの投法なんですけど、ランナー出たらごめんなさい状態ですし・・・。
それでもランナーを許さなかった2回、4回は三者凡退。こうやってイニングを稼ぐしかないのかな・・・。

梶木選手が本来のエースだと思いますが、動きはやっぱりよかった。1番の杉本選手がチーム唯一の2安打を一人で放つ。ただ、失点をどう減らすかを考えないと厳しい。

誠信はもっと簡単にコールドにするかな、と初回には思ったのですが、思った以上にさびしい内容。私学で、甲子園を目指すというのなら、もっと強い打球が見たいですね。
ピッチャーもこの日投げた2人は少し物足りない内容。新チームになったばかりとはいえ、もっと状態を上げていきたいですね。