6月19日に名城大Gで行われた新人戦準決勝第2試合、中部大−名城大の観戦記です。
一部同士ですから、単純に力勝負。ただ雨の中の一戦となりました。

中部大
000000115|7
000001000|1
名城大

中部大
大橋、野村−黒田
名城大
宮津、小林、伊藤−市川

大橋投手は右のオーバーハンド。上背があって、投げ下ろすタイプ。重そうな球。まっすぐはなかなか。
宮津投手は右のスリークォーター。まっすぐはそこそこ速い。フライアウトが多かった。

スタメン
中部大
9竹市 6田口 3栗山 7山口 2黒田 5村瀬 8元田 4西脇 D林
名城大
6吉村 5小川  3後藤 9岡田 D小林 4山崎 2市川 8山田 7工藤

(試合経過)
6回裏、2死から5番小林が3ベース。続く6番山崎がタイムリー。名城大が先制。
7回表、無死満塁から代打早川のセカンドゴロの間に1点。尚も1死2,3塁でしたが、スクイズ失敗もあり同点止まり。
8回表、1死2塁から1番細野がタイムリー。中部大が逆転。
9回表、無死1、3塁から6番風岡が犠牲フライ。1死1、2塁でピッチャー交替、伊藤。1死満塁から代打森が2点タイムリー2ベース。続く1番細野が2点タイムリー。ここで球場を後にしました。
そのまま中部大が勝ちました。

基本的には6回に名城大が先制するまでは投手戦。名城が先制したら点が動くかな、と思ったら、そのとおりの展開になりました。
野球って不思議ですよね。

ただ、ちょうどその頃から雨もひどくなってそれも影響したかもしれません。

中部大で目立ったのは途中出場で3打数3安打3打点と見事な活躍を見せた細野選手とキャッチャーながら5番で2本のヒットと四球で勝利に貢献した黒田捕手ですね。黒田選手は豊田工時代に評判がよかった選手。リーグ戦でも出てきてほしいですね。

名城大は結構ヒットは出ていたのですがすべて2死から。それがなかなか点につながらず逆転負けに。
宮津投手はさすがのピッチングを見せたんですけどね。7回の先制のセカンドゴロはホームの封殺はできたプレー。もちろんその後に点が入ったかも知れませんがもったいない失点でした。

名城大の市川捕手の強肩も光りました。この試合に出ていた選手たちが主力にまたなってきてほしいですね。