5月8日に愛知学院大Gで行われた第2試合、愛院大−至学館大の観戦記です。
まさかの2部落ちをした愛院大が2つ破れながらも首位をキープし、2部B1位に王手をかけたシーズン。今年の学院がどうなっているか見たくて足を運びました。

愛院大
000001002|3 H6 E0
000000000|0 H6 E1
至学館大

愛院大
渡邊−西川
至学館大
夏目、井村−吉村

投手成績
愛院大
渡邊 9回 121球 被安打6 四死球2 三振6 失点0
至学館大
夏目 6回0/3 97球 被安打2 四球3 三振4 失点1
井村 3回 65球 被安打4 四死球3 三振4 失点2

渡邊投手は右のサイドハンド。まっすぐはなかなか。緩急の使い方がうまく、タイミングをずらすことと、低めに集めることで安定感を産む印象。
夏目投手は左のオーバーハンド。まっすぐはかなり速い。この日は落ち着いていてまとまっていました。その分怖さを感じないピッチングでしたが。
井村投手は右のオーバーハンド。少しフォームがくねくねしている印象。まっすぐはなかなか速い。伸びのあるまっすぐが良かった。

スタメン
愛院大
9石橋 8高木 5佐々木 2西川 D阪上 3椙田 7佐々木 4宝島 6井本
至学館大
D伊佐地 7山崎 8戸松 3鯉渕 9矢田 4砂川 5矢代 2吉村 6奥村

(試合経過)
6回表、1死1、3塁から4番西川がきっちりと犠牲フライ。愛院大が先制。
7回表、無死1塁でピッチャー交替、井村。
9回表、2死3塁から2番高木のセカンドゴロイレギュラータイムリー。更に2死1、2塁から4番西川がタイムリー。3−0
愛院大が勝ち、2部B1位決定。
愛知学院大はこの試合の前に2部B1抜けに王手。さすがに2部では強いのかな、と思い期待して観戦。
ただ、個人的には昨年秋に感じた違和感は変わっておらず。球際の弱さとか、プレーの安定感とか・・・。いいプレーもあるんですけど、なにか雑に感じてしまうことがある。
多分、厳しく見過ぎる部分もあると思うんですけどね。でも強くあってほしいですし・・・。
元々県外が多いチームですけど、愛知出身は5番の阪上選手(星城)と宝島選手(東邦)だけ。全員東海4県の至学館とは対照的でした。

至学館大は夏目投手がプロ注と言われていますが、即プロは難しいかな。いい球は秋に見たときより増えた感じもします。上でやってほしいピッチャーですけどね。
高蔵寺出身の井村投手も久々に見ました。まっすぐが伸びていて楽しみなピッチャーになってますね。
いい当たりも広い愛学グランドに阻まれたこともありました。
2部のレベルも上がっていますのでまずは残留出来るように、後一つ勝ちたいですね。