5月3日に大垣北公園野球場で行われた第2試合、三菱自動車岡崎−JR東海の観戦記です。
風が強く寒い中の1戦。三菱岡崎の内田投手、JR東海の森投手の高卒ルーキーの登板があるかな、と注目しましたが、内田投手が投げてくれました。

三菱自動車岡崎
002102000|5 H14 E2
00104100X|6 H6 E0
JR東海

三菱自動車岡崎
山本、内田、勢、仲井−島袋
JR東海
若林、川本−江口

投手成績
三菱自動車岡崎
山本 2回2/3 50球 被安打3 四死球5 三振1 失点1
内田 2回 42球 被安打5 四死球3 三振2 失点4
勢 1回1/3 31球 被安打4 四球0 三振0 失点1
仲井 2回 27球 被安打2 四球0 三振2 失点0
JR東海
若林 8回2/3 153球 被安打6 四球5 三振8 失点5
川本 1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0

三菱岡崎の山本投手は左のスリークォーター。まっすぐはなかなか。四死球が多く不安定でした。
内田投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。ピンチで登板しそこは見事に踏ん張り、次の回も良かったものの、5回は先頭から4連打。しっかりととらえられて修正が出来なかった。いい経験ですね。この経験を活かしてほしい。
若林投手は左のオーバーハンド。まっすぐはかなり速い。関東学院大出身の1年生で、9回まで引っ張ったように期待値が高そう。それに応えるピッチングを見せていました。

三菱岡崎
8中村 6富澤 7豊住 D田口 9平井 5小林 2島袋 3小室 4伊藤
JR東海
5内田 4村井 7池田 D津川 3中田 9上村卓 8堀尾 2江口 6長曽我部

(試合経過)
3回表、1死2、3塁から3番豊住がタイムリー。4番田口のサードゴロの間に1点。三菱岡崎が2点先制。
3回裏、1死満塁から4番津川がタイムリー。5番中田の所でピッチャー交替、内田。2−1
4回表、1死2塁から8番小室がタイムリー。3−1
5回裏、無死1、3塁から4番津川がタイムリー2ベース。5番中田がタイムリー。更に6番上村卓のサードゴロの間に1点。2死満塁でピッチャー交替、勢。その直後に1番内田がタイムリー。JR東海が逆転。5−3
6回表、2死1塁からセンターフライが風に戻されセンター取れず後逸。1塁ランナーがランナーホームイン。更にバッテリーエラーで同点。5−5
6回裏、1死1、3塁から6番上村卓がタイムリー。JR東海が勝ち越し。
9回表、2死1塁でピッチャー交替、川本。
JR東海が勝ちました。
都市対抗予選でも初戦で組まれている両チームの対戦。
心理戦の面もあったように思います。
ルーキーで試した面もあったでしょうし。

そういう意味ではJR東海の若林投手が結果を残したのは収穫でしょうね。

両チームとも打線はまずまず振れていました。JR東海は中田選手がさすがの猛打賞。先発全員安打というのもすばらしい。ここから本番をどう迎えるか。

三菱岡崎は本業が苦しいですから、今年は特に都市対抗予選は勝ちたいでしょうね。
内田投手はまだまだ、都市対抗予選では出番は難しいでしょうけど、経験を積んで、抑えるすべを磨いてほしい。