3月28日に一宮球場で行われた第1試合、大成−小牧の観戦記です。
どちらも現チームは初見。去年の夏に見た小牧の巴投手のピッチングに注目して観戦しました。

大成
010000102|4 H8 E2
00010103X|5 H11 E1
小牧

大成
江上−山田
小牧
巴−井上

投手成績
大成
江上(10) 8回 112球 被安打11 四球1 三振1 失点5
小牧
巴(1) 9回 130球 被安打8 四球0 三振13 失点4

江上投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールが良く、変化球でストライクが取れるので安定感があります。
巴投手は昨年の夏のエースとして登板。身体の大きなサウスポー。まっすぐはなかなか。少しボールが高い場面もありました。右バッターのクロスファイアは抜群。

スタメン
大成
8中野 5田口 4中村 2山田 7古江 3新原(1) 9梶原(11) 6塩崎 1江上(10)
小牧
8石川 6塚原 9吉田 3井島 7宮澤 5余語(15) 2井上 1巴 4下地

(スタメン)
2回表、2死1塁から盗塁を決め、その直後に7番梶原がライト線に落ちるタイムリー。大成が先制。
4回裏、無死2塁から3番吉田がタイムリー。同点。尚も1死2,3塁と攻めるも6番7番が倒れ同点止まり。
6回裏、2死2塁から6番余語がタイムリー。小牧が勝ち越し。2−1
7回表、2死2、3塁からバッテリーエラーで3塁ランナーホームイン。同点。2−2
8回裏、1死1、2塁から6番余語がヒット。返球がエラーになり勝ち越し。1死2、3塁から7番井上が犠牲フライ。更に2死2塁から8番巴がタイムリー。5−2
9回表、2死1、2塁から7番梶原がタイムリー。8番森も執念でライト前に落としタイムリー。小牧がなんとか逃げ切りました。
大成はとびぬけた選手はいない感じなのですが、内野守備はしっかりとしていますし、おっつけたバッティングを徹底して、相手の強い球に負けないようにしぶとい打撃で食らいついていました。
守備でも通常ランナー1塁の場面では1塁手がつくのが普通なのですが、離れて守備をする変則スタイル。ただ、牽制の際に1塁手が入るなど、そういう動きで相手のランナーを抑える工夫を見せていました。
色々考えているのはいいな、と思います。

小牧は巴投手がさすがのピッチング。奪三振が13と見事な投球。無四球ですし文句のないピッチング。それでも4点を失った。勝負どころでもったいない配球などもあったので、勝負所での丁寧なピッチングを心がけてほしいです。
打者では6番の余語選手がいい打撃を見せていました。
全体的に走塁の意識が低いのが気になりました。次の塁を狙う意識というのはスランプがないですから、チームとして目指してほしいですね。