昨年限りで引退した「球界のレジェンド」こと元中日山本昌広氏(50)の引退試合が5日、ナゴヤドームでのオープン戦(対ヤクルト)で行われた。球団と「1日契約」を結び、背番号34のユニホームをまとって慣れ親しんだナゴヤドームの先発マウンドに上がった。
左指をなめ、大きく振りかぶるワインドアップから、独特のダイナミックな投法で全力でボールを投げ込んだ。先頭打者の元同僚森岡に対して、1球目は外角へ114キロストライク。続いて低めに109キロストライク。そして3球目、低めに得意のスクリューボール決めて森岡は空振り。3球でラストを飾り、ベンチのナインに握手。さらにヤクルト真中監督から花束を受け取り、何度も場内に頭を下げた。涙はなかった。(日刊スポーツより)

さすがに練習していないからフォームが現役の時と違っていたけど、きっちりとストライクを取るあたりがさすが。
その後に投げた人より戦力になりそうな気がしたんだけど(苦笑)。

昌さんが戦力になったのが88年。この時が中学1年生。もちろんその前も記憶はあるんだけど、やっぱりリーグ優勝したのもあって、この時の印象が強く、そこからいるのが当たり前だった昌さん。
それからですら27年間。長い時ですよね。そんな昌さんのいない中日がどうなるか。

早いタイミングで指導者として戻ってほしい人ですね。解説者としてもひっぱりだこでしょうけど。今の首脳陣が一新される際の切り札になる気がする。