11月29日に愛知学院大Gで行われた名経大−愛院大の観戦記です。
秋にまさかの2部落ちとなった愛院大が、2部のチームと戦う強化リーグ。どういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

名経大
100040000|5 H7 E1
22110300X|9 H12 E2
愛院大

名経大
池田、石田、升澤、森田−瓜生
愛院大
後藤、友光、本田、山田−西川

投手成績
名経大
池田 2回 51球 被安打5 四球1 三振2 失点4
石田 2回 39球 被安打2 四球3 三振1 失点2
升澤 2回 42球 被安打5 四球2 三振0 失点3
森田 2回 27球 被安打0 四球2 三振0 失点0
愛院大
後藤 4回 55球 被安打3 四球2 三振3 失点1
友光 1回 31球 被安打3 四死球2 三振1 失点4
本田 3回 42球 被安打1 四球0 三振4 失点0
山田 1回 19球 被安打0 四球1 三振1 失点0

名経大の先発は池田投手。高浜出身の1年生。高校時代に見て以来。右のオーバーハンド。球威そのものは上がっていたように思いましたが、まっすぐが高かった。
石田投手は右のオーバーハンド。豊川出身の1年生。まっすぐはなかなか。上から投げおろすタイプ。
升澤投手も右のオーバーハンド。至学館出身の2年生。まっすぐはそこそこ速い。
森田投手は右のオーバーハンド。豊川出身の2年生。ひじの見にくいフォーム。まっすぐはそこそこ速い。力のあるピッチャー。
後藤投手は右のオーバーハンド。静岡の横須賀高校出身の1年生。リーグ戦も投げていました。まっすぐはそこそこ速い。フォークが良かった。
本田投手が良かった。右のオーバーハンド。MAX142k。この日投げた中では抜けたボールを投げていましたね。これがリーグ戦で出せていたら・・・。

スタメン
名経大
8佐々木 4公文 7吉井 3小川 D里見 5梅村 9大山 2瓜生 6山下
愛院大
8高木 6阪上 2西川 D高橋 7植村 3林 4宝島 9石橋 5佐々木

(試合経過)
1回表、2死2塁からタイムリーエラー。名経大が先制。
1回裏、2死1塁から4番高橋、5番植村が連続長打で逆転。2−1
2回裏、2死2塁から2番栃尾が2点タイムリー。4−1
3回裏、2死2塁から7番宝島がタイムリー。5−1
4回裏、2死1、2塁から4番高橋がタイムリー。6−1
5回表、1死満塁から4番小川がタイムリー。2死満塁から6番梅村が3点タイムリー2ベース。6−5
6回裏、1死3塁から3番西川がタイムリー。2死2塁から5番植村がタイムリー2ベース。6番林もタイムリー。9−5
愛院大が勝ちました。
愛知学院大は2部に落ちたとはいえ、春はリーグ優勝。やはり選手個々の力、特に野手の力は2部とは比べ物にならないものを持っていると思います。それがそのまま得点力に現れた。
ただ、1回表、先頭ヒットの後、盗塁死でランナーがいなくなった後に与四球。ゲッツーの打球で、1塁へ悪送球で結局2塁へ。そしてタイムリーエラー。正直ひどい野球でした。
その裏ではバント失敗でチャンスを失いかけているし。その直後に交替させられていましたが、なんにしても締まらない野球をやっていました。

今の学院は、なんていうか厳しさが感じられない。その圧力的な厳しさではなく、野球に対しての。
2部でどういう野球をやるか、注目ですが、すぐに1部に上がらないとそこに染まってしまう危険はあると思う。とにかく来年の春にどういうチームを作ってくるか、注目ですね。

本田投手が素晴らしかった。これぐらいのピッチングを来年の春に見たい。

名経大も相手のミスに付け込んで一度は1点差まで詰めたんですけどね。投手力がどこまでUP出来るか。高校時代に鳴らした池田投手には期待しているんですけどね。
1番の佐々木選手(至学館2年)が2安打といい活躍を見せていました。