11月3日に蒲郡球場で行われた工業大会の準決勝、鶴城丘−科技高豊田の観戦記です。
工業大会は初めての観戦でしたが、アナウンスなども無く、背番号のみでの観戦でした。
両チームとも現チームは初でしたので、どんなチームか楽しみに観戦しました。

鶴城丘
200002001|5 H11 E0
000000000|0 H7 E3
科技高豊田

投手成績
鶴城丘
(11) 5回 73球 被安打4 四球1 三振1 失点0
古田(10) 4回 47球 被安打3 四球2 三振2 失点0
科技高豊田
(1) 5回 83球 被安打7 四死球2 三振2 失点2
(13) 4回 79球 被安打3 四球4 三振2 失点3

鶴城丘の11番は左のオーバーハンド。独特なひじの使い方のフォーム。まっすぐはぼちぼち。一つ気をつけてほしいのはセットポジションできちっと止まらないこと。ボークを取られかねないので注意してほしい。
古田投手は右のサイドハンド。まっすぐはぼちぼち。
科技高豊田のエースは左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。少しボールが高かった。
13番は右のオーバーハンド。上背がある。少し腕に頼った投げ方。まっすぐはぼちぼち。

(試合経過)
1回表、先頭の1番が3ベース。続く2番がタイムリー。更に2死2塁から5番がタイムリー2ベース。鶴城丘が2点先制。
5回裏、2死1,2塁から1番がセンターへ抜けるヒット。センターが3塁へ送球し、1塁ランナーが3塁でアウトになり、タイムプレーでアウトが早くホームインが認められず。好プレーに。
6回表、2死1、3塁からダブルスチール成功。更に2番がタイムリー。4−0
9回表、1死満塁から8番が犠牲フライ。5−0
鶴城丘が勝ちました。
5回に珍しいプレーが。2死1,2塁で科技高豊田の1番がセンター前にヒット。ホームもアウトを狙えそうなタイミングではありましたが、センターは3塁に送球。いいボールがいって1塁ランナーが3塁アウト。これがホームインよりも速かったためにタイムプレーでアウトに。たまにホームとは別のランナーを殺しにいくケースはありましたが、それがホームインよりも早くなることは今まで見たことがなかったので貴重なプレーを見せてくれました。
狙ってやったならすごいプレー。ただ、野手がベースカバーなど全てホームへ回っていたので、危険なプレーでもありましたけどね。でも結果は最高。いいプレーでした。

鶴城丘、科技高豊田ともになかなか県大会までは届かないですが、西三河ではいいところまでは来るチーム。ちょっと選手名が分からなくて残念でしたが、いいプレーもありました。
こういう試合経験を活かして、春には県大会を目指して練習してほしいですね。