10月26日に瑞穂球場で行われた2部の優勝決定戦、愛産大−愛工大の3回戦です。
文字通りの生きるか死ぬかの一戦。終盤にまさかの展開が待っていました。

愛産大
0000000035|8 H10 E1
0000110100|3 H9 E1
愛工大
(延長10回)
愛産大
古田−安藤
愛工大
近藤、大川、縄田、水野、奥林−安積

投手成績
愛産大
古田 10回 152球 被安打9 四死球3 三振2 失点3
愛工大
近藤 8回0/3 127球 被安打5 四球3 三振6 失点3
大川 0/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0
縄田 1回0/3 10球 被安打0 四球1 三振0 失点0
水野 0/3 20球 被安打2 四球1 三振0 失点3
奥林 1回 19球 被安打2 四球0 三振0 失点2

古田投手は右のスリークォーター。ひじの使い方が独特。まっすぐはなかなか速い。切れのいいボールが来ていました。
近藤投手は右のオーバーハンド。ボールはかなり速い。今3年生でかなり楽しみなピッチャー。ただ、突然崩れたりするのが弱点。この日は9回だったので疲れかもしれませんが・・・。
縄田投手は愛産大工出身の1年生。なかなか速い球が来ていました。

愛産大
2安藤 3杉谷 4瀬崎 D黒野 9荒木 7水谷 5近藤 6青木 8藤井謙
愛工大
4水口 8大堀 6土上 9坂市 D本村 5切中 7松井 3下里 2安積

(試合経過)
1回裏、1死満塁、2回裏、1死1,2塁、3回裏、2死2,3塁と愛工大はチャンスを作るもいずれも活かせず。3回までに残塁7と嫌な展開。
5回表、1死2塁から6番水谷の内野安打で1死1,3塁のチャンスを作るも7番がゲッツー。初めての愛産大のチャンスでしたが活かせず。
5回裏、2死から4番坂市が左中間の深い所へ打ち込むソロホームラン。愛工大が先制。
6回裏、1死1塁から8番下里がタイムリー3ベース。尚も1死3塁から9番安積のところでスクイズを仕掛けるも、古田の懸命のグラブトスでホームアウトに。2−0
8回裏、2死2塁から8番下里がタイムリー2ベース。3−0
9回表、無死2、3塁から4番黒野がタイムリー。ここでピッチャー交替、大川。5番荒木がタイムリー。ここでピッチャー交替、縄田。1死2、3塁から7番澤村が犠牲フライ。同点。3−3
延長戦に突入。
10回表、無死満塁でピッチャー交替、奥林。4番黒野のセカンドゴロでホームに投げるもセーフとなり、記録野選。5番荒木のタイムリー。6番水谷のショートゴロの間に1点。7番澤村が2点タイムリー。8−3
愛産大が勝ち、2部優勝を決めました。
正直8回に3点目が入った時点で勝負あったと思いました。近藤投手もいい状態でしたし。

ただ、序盤から愛工大はたくさんチャンスを作るもあと1本が出ずに1点ずつ。たとえば6回裏に1死3塁からスクイズを仕掛けて、古田投手がグラブトスでアウトに。こういうしぶといプレーで最少失点に防いでいたことが、最後の土壇場での同点、延長での逆転につながったと思います。

愛産大は10回に試合に出ていたのが1年生が5人、2年生が2人。とにかく若い選手が多い。そしてこの日打点を上げたのが、黒野選手、2打点。荒木選手、2打点、水谷選手、1打点、澤村選手、3打点。全部1年生の打点でした。もちろんチャンスは上級生も作っていますが、この1年生の活躍は頼もしいし、末恐ろしいですね。

黒野選手は高校の時に吉良高校で53発打って騒がれた選手ですが、雰囲気ありますね。1部でどれだけやるか、見たい選手です。
水谷選手の足も相変わらず素晴らしかった。

愛工大は最後に投げた水野投手、奥林投手が4年生。4年生に延長戦を託して、1年生に打ち砕かれる。その残酷とも言えるドラマが胸に染みました・・・。

愛工大も1年生の下里選手が2打点。逆方向にも伸びる打球は見事でした。同朋出身。高校時代にも活躍を見ていますが、大学でも頑張っているのを見るとうれしくなります。
4番のホームランを打った坂市選手は2年生。こちらも近藤投手も残るし、来年春にこの悔しさをバネに1部昇格に再チャレンジしてほしいです。