9月21日に名商大Gで行われた愛知大学野球2部の名商大−愛産大の観戦記です。
名商大がここまで1勝4敗と最下位に低迷。一方愛産大は春にリーグ最下位もこの秋は首位快走。明暗分かれるチームがこの試合でどうなるか、注目して観戦しました。

名商大
001000010|2 H11 E2
000100002|3 H7 E0
愛産大

名商大
田中−濱谷
愛産大
古田、今村−安藤

投手成績
名商大
田中 8回1/3 140球 被安打7 四死球5 三振8 失点3
愛産大
古田 8回 101球 被安打10 四死球2 三振2 失点2
今村 1回 12球 被安打1 四球0 三振1 失点0

田中投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。四日市南出身の3年生。粘り強い投球が出来ていました。
古田投手は愛産大三河出身の3年生。右のスリークォーター。まっすぐはそこそこ速い。上手くゴロを打たせて取っていました。
今村投手は右のサイドハンド。九国大付出身の1年生。

スタメン
名商大
8大西 4沖本 9安坂 5池尻 3山元 D服部 7松浦 2濱谷 6片岡
愛産大
2安藤 3杉谷 4瀬崎 D黒野 5近藤 9川野 8藤井 7水谷 6青木

(試合経過)
3回表、2死満塁から6番服部がタイムリー内野安打。名商大が先制。
4回裏、先頭の5番近藤がレフトポール巻くホームラン。同点。
8回表、2死2塁から5番岡崎がタイムリー。名商大が勝ち越し。2−1
9回裏、1死2、3塁から代打荒木が逆転サヨナラタイムリー。愛産大が勝ちました。

名商大はとにかくストライクをどんどん振ってくる野球。2球目のストライクの見逃しって一つも無かったように思います。
チャンスは結構お互いにありながら、潰していたものの、テンポのいい試合でした。こういう試合は見ていて気持ちがいいですね。

名商大は池尻選手がブレーキ。以前はホームランを量産していたと記憶していますが、ファーストストライクを振って凡退。早打ち指示があっていないのかな?もっとじっくり打席で立った方がいいかも。

田中投手を引っ張りすぎたかな・・・。まぁ継投は難しいですね。

愛産大は8番の水谷選手が目立ちました。2安打、1エラーで3度出塁。盗塁は3度企画し2つ成功。ただ、アウトの判定だったプレーも足が入っていてセーフでした。最後はサヨナラのホームも踏む活躍。1年生ですし、これからが楽しみですね。いなべ総合出身。

最後のサヨナラのプレーは暴走に近いプレーでしたが、送球がキャッチャーが取れないバウンドになってしまった。カットしていれば、アウトだったかも。なかなか大学生レベルでも冷静な判断は難しいんでしょうね。結果的には暴走もセーフになれば好走塁。愛産大にとっては単独首位浮上の大きなプレーになりました。この勢いを終盤まで持っていきたいですね。