9月7日に岡崎球場で行われた第2試合、東海理化−永和商事ウイングの観戦記です。
永和商事は2年連続都市対抗本戦出場をして、東海地区のパワーバランスを変えつつあります。そんな中、立場が逆転しつつある両チームの戦い。どういう試合になるか注目して観戦しました。

東海理化
0000000000|0 H5 E2
0000000001|1 H5 E0
永和商事
(延長10回)
東海理化
山本−水野
永和商事
神谷−村田

投手成績
東海理化
山本 9回0/3 120球 被安打5 四死球2 三振2 失点1
永和商事
神谷 10回 127球 被安打5 四死球2 三振8 失点0

山本投手は星城出身の4年目。右のオーバーハンド。MAX142kとなかなかのスピード。上手く打たせて取っていました。
神谷投手は右のスリークォーター。MAX144k。速いですね。杜若出身の27歳

スタメン
東海理化
7斎藤 8松田 5井貝 D大嵜 2水野 3山田 9内田 6中野 4鈴木
永和商事
D樫岡 4相本 9築地 5中居 6松岡 3會田 7砂川 2村田 8渡邊耀

(試合経過)
8回表、先頭の山田が2ベース。送って1死3塁。四球で1死1,3塁となりますが、ここから代打谷口、1番斎藤が連続三振。先制ならず。
9回表、10回表も先頭を出してチャンスを作るも先制ならず。
延長10回裏、無死1、3塁から5番松本が右中間に落ちるサヨナラタイムリー。永和商事が勝ちました。
お互いの投手が良くて、投手戦となりました。永和商事のがランナーは出すのですが、盗塁死やゲッツーなどでランナーを活かせず。
東海理化も終盤まではチャンスを作ることが出来ない状況。

ただ、東海理化は8回、9回、10回と先頭打者がヒットで出て毎回のようにチャンス。特に8回表は1死1,3塁とビッグチャンスでしたが、スクイズ失敗(ファール)もあったりして、結局は連続三振。
永和商事は10回裏に先頭がエラーで出た後、4番中居のところでフルカウントからエンドラン成功。ここが勝敗の分かれ目になりましたね。4番を信じて打たせた永和商事が都市対抗出場の強さを見せた。そういう印象でした。

東海理化は井貝選手がブレーキ。最後もサヨナラのきっかけのエラーをしてしまいました。やはり、能力が高く、チームを引っ張る存在。彼がやらないとチームも乗ってきませんね。

永和商事はこれで都市対抗予選に続いて第1代表決定戦に進出。力をどんどん付けていますね。これからも楽しみです。