8月24日に享栄Gで行われた第1試合、菊華−名市工芸の観戦記です。
2次Tの1回戦で県大会を目指しての一戦。どちらも新チームは初めてでしたが名市工芸は高校自体が久々の観戦。菊華相手にどういう戦いをするかに注目して観戦しました。

菊華
100002000|3 H11 E1
10021200X|6 H12 E1
名市工芸

菊華
古賀、浅見、橋本−戸谷
名市工芸
吉田侑−近藤

投手成績
菊華
古賀(1) 5回 94球 被安打9 死球1 三振5 失点4
浅見(19) 2回 37球 被安打1 四死球2 三振1 失点2
橋本(20) 1回 14球 被安打2 死球1 三振0 失点0
名市工芸
吉田侑(1) 9回 133球 被安打11 四死球3 三振4 失点3

古賀投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。コントロールが安定。怖さがないピッチャー。
浅見投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。まっすぐの球威で抑えるタイプ。
吉田侑投手は左のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。外中心の投球。もう少し内が使えたら、もっと相手にとって嫌なピッチャーになれる。

スタメン
菊華
7梅田(18) 6森谷 9荒井 3清水 2戸谷 1古賀 8古川 4藤本シュン 5藤本大
名市工芸
5中野 6古家 7西川 8中野タイキ 4矢地 9後藤 3吉田ケイ 2近藤(12) 1吉田侑

(試合経過)
1回表、1死1、3塁から4番清水がタイムリー。菊華が先制。尚も1死満塁までいきましたが、三振と中飛に打ち取り1点でしのぎます。
1回裏、1死1塁から3番西川がタイムリー2ベース。エンドランがかかっていて上手くはまりました。同点。
4回裏、2死1、3塁からワイルドピッチで勝ち越し。更に8番近藤がタイムリー。3−1
5回裏、2死3塁から4番中野がポテンヒットタイムリー2ベース。4−1
6回表、2死2、3塁から1番山岡が2点タイムリー。4−3
6回裏、1死2塁から7番吉田がタイムリー。1死3塁から9番吉田侑のところでスクイズ成功。6−3
名市工芸が勝ちました。
名市工芸は足を使う場面が多く、失敗に終わりましたが、2死1,3塁からダブルスチールを試みるなど、積極的な攻撃が光りました。
市工芸の課題は外野守備。上手い下手ではなく、返球が全部ダイレクトで高い。基本は低く速く。余分な塁を相手にやる形になるので、普段の練習から意識を替えてほしいですね。

菊華は春のチームの時に色々上手くいっていない感じがありましたが、その時に比べるとチームにはなっていた印象。
それでも、相手が左だから替えたのでしょうけど、打席1度だけでスタメンを替えるのは、個人的には好きじゃない。
私学らしいいい当たりと言うのが少なかった印象です。4番の清水選手はいいバッティングをしていたので、彼のところにどう回すか、でしょうね。

どちらも県大会には進めず。冬にしっかりと鍛えて、春の県大会を目指してほしいですね。