8月15日に享栄Gで行われた第2試合、名市工−松蔭の観戦記です。
名市工も県大会を狙える位置に常に来るチーム。松蔭がどこまで戦えるかに注目して観戦しました。

名市工
000002011|4 H7 E0
100000000|1 H5 E0
松蔭

投手成績
名市工
堀出(1) 9回 115球 被安打5 四球2 三振9 失点1
松蔭
山本(1) 8回 107球 被安打6 四死球4 三振4 失点3
谷口(2) 1回 22球 被安打1 四球1 三振1 失点1

堀出投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。ステップの小さいフォーム。スライダーの切れがいい。
山本投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。ボールの切れは良かった。インコースに投げきるコントロールを持っているのが武器。

スタメン
名市工
8三浦 5木村 9上野 7川上(3) 2山田 4水谷 3池田(20) 6田中 1堀出
松蔭
7加藤 6大川 2谷口 5岩野 3寺西(10) 9佐藤 4杉山 8藤井 1山本

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番岩野がタイムリー。松蔭が先制。
6回表、1死2塁から4番川上がタイムリー2ベース。2死2塁から6番水谷がタイムリー2ベース。逆転。2−1
8回表、1死1、3塁から6番水谷が犠牲フライ。3−1
9回表、1死1塁から1番三浦がタイムリー3ベース。
名市工が勝ちました。
初回ワンチャンスで先制した松蔭でしたが、その後スライダーを軸に配球を変えた堀出投手に手も足も出なくなってしまいました。
そうなると山本投手が0で抑えるしかなくなるわけですが、6回に先頭四球を出したイニングに踏ん張りきれずに逆転を許す展開に。

打った川上選手は序盤からいい当たりをみせていましたし、さすが4番という打席でした。6番水谷選手も2打点。地力は名市工が上だったな、という印象です。

松蔭は上位打線はともかく、5番以降がノーヒット。投手が踏ん張っていてもこれでは苦しいですね。打線が弱いなか、どうやって点を取る野球をやるか。そのあたりを作っていかないとなかなか公式戦でも勝てない形になります。
山本投手、寺西投手と2枚そろっているだけに、なんとかしたいですよね。

まっすぐを捕らえられていると踏んで、すぐに配球を変えた名市工バッテリーはうまかったですね。楽しみなチームです。