8月14日に小牧球場で行われた第1試合、江南−小牧南の観戦記です。
愛知の新チーム公式戦一発目の試合となりました。どちらも実力チームを作ってくるので、どんな新チームか楽しみにして観戦しました。

江南
010010000|2 H4 E3
00100024X|7 H12 E3
小牧南

江南
盛合、松生−佐橋
小牧南
土川−高橋

投手成績
江南
盛合(1) 5回 74球 被安打3 四球2 三振6 失点1
松生(11) 3回 58球 被安打9 四球0 三振1 失点6
小牧南
土川(1) 9回 119球 被安打4 四球3 三振7 失点2

盛合投手は左のスリークォーター。ひじが伸びたフォーム。まっすぐはぼちぼち。変化球は手元で変化している印象。コントロールはアバウト。
松生投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。ボールが高い。
土川投手は右のオーバーハンド。細身の長身。投げ下ろすタイプ。まっすぐはなかなか。中盤以降ボールが走っていました。好投手。

江南
7浅野 4北折 6山本 2佐橋 1盛合 3尾野 8前田 9芝野 5柴田
小牧南
8浅井 6林潤 5暮石 3舩橋 2高橋 7早瀬 9山下 1土川 4小野

(試合経過)
2回表、1死2、3塁から8番柴野が前進守備のショートの足元を痛烈に破りタイムリー。江南が先制。
3回裏、1死1、3塁からショートタイムリーエラー。同点。
5回表、2死1、3塁から2番北折がサード強襲のタイムリー。江南が勝ち越し。2−1
7回裏、2死2、3塁から2番林潤が2点タイムリー。小牧南が逆転。3−2
8回裏、1死2塁から7番山下がタイムリー2ベース。1死2、3塁から3ゴロ野選。更にワイルドピッチ。1死2塁からタイムリーエラー。7−2
小牧南が逆転勝利。
新チームの公式戦初戦ということで、バタバタするかな、と思いましたが、確かにエラーは多くなりましたが、全体的にレベルの高い試合となりました。
江南、小牧南ともに、新チームになっても力があります。

江南は外野守備がいい。公立だと外野守備力が落ちるパターンが多いのですが、江南はまっすぐに落下点に向かう守備が出来ていました。いいノックや打球を受けているのかな、と感じましたね。
盛合投手をもう少し引っ張っていたらどうなっていたか。連戦が続くだけに難しいところですが。

小牧南は替わった松生投手からが多かったですが、先発全員安打。こうやって結果が出るとチームも乗っていきやすいですね。
土川投手は夏のベンチにも入っていなかった2年生投手なのですが、かなり楽しみなピッチャー。もう少し下を使って投げられたら・・・。どうしても長身だけに、角度をつけたいと上に頼っていますが、あまり角度にこだわらずもっと下半身で投げられたらさらにボールに威力は増すと思います。

小牧南は良く走って相手をかき回していました。こういう野球で県大会を目指してほしいですね。